話しかけてくる男性は脈アリ？その男性心理と好意の見極め方を解説！

こちらが想像している以上に、男性は女性の顔色を気にしている

たいした用事があるわけでもないのに、たびたび話しかけてくる男性に困惑した経験はありませんか？彼らはいったい、何を考えているのでしょう。これについて、『「男」をわかるほど、すべてがうまくいく。』（潮凪洋介）には、以下のような記述があります。

「『電話で話したほうが誤解が生じないから』

そう言って電話をかけてきたり、会いにきたりする男がいます。そんなとき貴女は、『メールで済むのに。どうしてわざわざ電話をするの？』『会わなくてもいいのに、わざわざ時間を作って会うなんて……』と感じてしまいます。

『時間と労力のムダじゃないのかな？』

貴女からすればそれが率直なところでしょう。なぜこうなるのか？

それは男が、貴女の心の中を疑っているからに他なりません。

ネガティブな考えはないか？思わぬところで落ち込んでいないか？誤解してストレスをためていないか？女性特有の気分の浮き沈みで不安定になっていないか？こちらが原因で貴女の心が怒りに満ち、あるいは小さなストレスが生じ、苦しい状態にならないためのリスクヘッジをしているのです。さらには業務が滞ることで上長として自らがストレスを感じ、職務不十分と思われたり、噂されることを防ぎたいとも思っています。いずれにしろわざわざ労力をかけ、ケアしているつもりなのです。決して悪意があるわけではありません。

こんなときは、相手の意図していることを理解した旨を前向きにメールで整理して返答すれば大丈夫。TODOリストも明記し、最後に前向きな言葉も添え、さらには気遣う言葉も添える。これにより、相手は無理に電話で話したり、会おうとはしてきません。大事を取ってメールの最後に「いかがでしょうか？補足をお電話でアドバイスいただけたらお手間をかけないかもしれません」と書き添えておきます。

これで相手はいち早く安心し、電話をするとしても短時間で済みます。あるいは電話が省略される可能性もあります。

またあなたがいつもポジティブで精神的にも安定している人であると相手が認識すれば、常にメールなど最小限のコミュニケーションだけに留めてくるはずです。

非効率かもしれませんが、ほんのすこし気を遣うだけで、関係は今の何倍もラクになります。相手を安心させ、ポジティブであると印象づけることが大事なのです。」

職場の上司などが細々とした用件で話しかけてくるのは、あなたの顔色をうかがっているからなのかもしれません。意図を察したら、上手に立ち回って相手を安心させてあげましょう。

脈アリ？脈ナシ？実は男性だって告白するには勇気が必要!!

些細な用事を作ってしょっちゅう話しかけてくる男性には、「たぶん私のことが好きなんだろうな」と察しがつくもの。なかなか告白してくれず、なんとなく好意を匂わせてくるだけでは、「早くはっきりしてよ！」と苛立ってしまうでしょう。これについて、『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田美咲)には、以下のような記述があります。

「『相手に告白させるには、どうしたらいいですか？』
『誘われないってことは、脈ナシなんでしょうか？』

この２つは、恋する乙女からの恋愛相談において、かなりよくでてくる質問です。

おそらく私たちは両思いだ。ということは、彼から告白をしてくるはずだ。
だって男性だから。
脈アリならば、向こうからアクションがあるはずだ。
だって男だから。
お互いにいいなと思っている場合、アクションって男から起こすものでしょ？
女性はそう考えがちで、よほど脈ナシの相手への片想いに取り組む場合じゃない限り、基本的に『待ち』のスタンスを取ろうとします。当然のように、相手が動くのを待とうとしている。

『え、告白されたらつき合うんだよね？つき合いたいくらい好きなんだよね？なんで自分からは告白しないの？』
『デートに誘ってほしいって思ってるのなら、自分から連絡して誘った方が早くない？なんで待ってるの？』

そうきくと、彼女たちはこう言います。
『いや、それは無理!!怖い！勇気が出ない！』

これね。
男の人も同じなんだよ!!!!
私たちにとって勇気がいることは、彼らにとっても、勇気がいることです。
気になる人をデートに誘うこと、好きな人に告白をすること、それは男性にとっても、すっごく勇気がいることなのです。
だから、誘ってこないから脈ナシということではないし、告白してこないのは好きじゃないから、って決めつけるなんて、男性の心の機微を無視しすぎです。
男性だって、怖いものは怖いし、誘うのだってめっちゃ勇気がいるし、大変なんだから！』

このように、明らかに脈アリの男性がなかなか告白してくれないのは、彼なりに葛藤しているからなのかもしれません。気長に待ってあげましょう。

＜参考文献＞
『「男」をわかるほど、すべてがうまくいく。』（潮凪洋介）
『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田美咲)