「別れたいけど好き」に関する専門家の意見やアドバイス
別れたいけどまだ好き……踏ん切りがつかない心理とは?
恋人との別れが頭をよぎり始めても、いざ切り出そうとすると、情がわいてしまったり、やっぱりまだ好きかもしれないと思ってしまったりして、一歩み出せないこともあるでしょう。『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』(DJあおい)には、以下のような記述があります。
「別れを決意する→少し寂しくなる→まだ好きかもしれない→やり直す→やっぱりうまくいかない→ふりだしに戻る→淋しさと愛情を勘違いし無限のループにハマる→分かれるときは自分の寂しさごと斬る
よくある恋愛ループですよね。私にも経験があります。自分で別れを決意したいのに、いざ別れを切り出そうとすると、えもいわれぬ寂しさに苛まれたりするんですよね。
でもこの寂しさをまだ好きだという気持ちだと解釈してしまうと、”別れられない無限のループ”にハマってしまうんですよ。
実はこの寂しさはですね、まだ好きだという”愛情”からではなくて、”欲求”からくるものなんですね。
つまり、”もう愛していないのに、まだ愛されたい”という欲求がこの寂しさをもたらしているものの正体なんです。
愛する人と別れる寂しさではなく、愛してくれている人と別れることの寂しさ、ということです。
もちろん愛されることで満たされる自尊心は誰にでもあるんですけどね。でも人間にとって大事な”器”というのは、誰かを愛することで満たされる”器”だと思うんですよ。実は幸福感というのはこっちの”器”が満たされたときにこそ感じられるもののような気がするんですよね。
それに別れを切り出すというのはそれなりの責任と覚悟があってのことですから、自分の欲求だけで、気紛れにその人の人生を振り回しちゃいけないと思うんです。
女が一度口にした別れは、淋しいなんて理由で揺らぐ決心であってはならないものなんです。」
このように、「別れたいのにまだ好き」いう感情は、実は「愛してくれる人を失う寂しさ」を、愛情だと錯覚しているだけなのかもしれません。相手を振り回さないためにも、自分の本当の気持ちと向き合いましょう。
話をうやむやにしようとする男性への別れの切り出し方
こちらは別れたいと思っているのに、相手にはぐらかされるままに、ずるずると付き合いを続けてしまった経験のある人も多いのではないでしょうか。『成長した女は、その男を選ばない “クズ男“見極め教本』(美知らぬミシル)には、以下のような記述があります。
「これまで僕は、クズ男と別れられないたくさんの女性の相談に乗ってきました。
クズ男はブラック企業のような側面を持っているため、女性側がどんなに別れたくても、別れられない事態に陥っていることがよくあるようです
例えば、彼らに別れ話をしたとしても『俺は別れたくない』『俺にはお前が必要だ』などと言って情に訴えてくる。
そんなとき、多くの女性は流されてしまいます。
(中略)
直接会うと情に流されそうなら、LINEで別れを告げることをおすすめします。
『あなたに対して気持ちがなくなった』などと素直に伝えましょう。
『別れたほうがいいと思うから』というような、曖昧な言い方だと簡単に反論されてしまいます。
また、『仕事が忙しくなってきたから』というような、便宜的に作った理由も通用しません。
大切なのは、『相手を傷つける覚悟を持つこと』です。
クズ男の場合は、誰も着ずつけず、誰も悪者にならず、円満に別れることは難しいです。
したがって、別れる際には、心を鬼にして臨まなければなりません。
それから、別れたあとも彼からメッセージが送られてきて、誘惑に負けてしまう恐れがあるので、別れると決まったら、LINEをブロックしたほうがいいでしょう。
思い切って、SNSもブロックしてしまいましょう。」
このように、情に訴えて翻意を促す男性と別れるのは至難の業です。直接顔を合わせずに、LINEで別れを告げて連絡先を遮断するくらいの切り捨て方をしないと、いつまでも振り回されてしまうかもしれません。
<参考文献>
『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』(DJあおい)
『成長した女は、その男を選ばない “クズ男“見極め教本』(美知らぬミシル)
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