「彼女のすっぴん」に関する専門家の意見やアドバイス
すっぴんの女性に対する男性の反応は?
女性を外見で判断する男性は少なくありません。では、どういう容姿の女性が男性を魅了するのでしょうか。『大好きな彼をかならず手に入れる恋愛の極意』(志摩純一)には、以下のような記述があります。
「大好きな男性と一緒にいると、女性は心から幸せになれるものです。好きな男性をずーっと魅了できれば、嬉しいですよね。そこで、自分をどう表現すれば、彼にとって魅力的な女性になれるのかをご紹介したいと思います。
まず、男性は女性よりも、ずっと視覚的要素に弱いのです。まず、最初に目がいくのは、女性の性格よりも外見。無口な男性でも、女性がはっきりとした赤い服を着ていたり、胸の開いた服を着ていたりすると、それを心の中ではちゃんと意識しているものなのです。
一般的に性的魅力がある女性を、『色っぽい』という言葉で表現することがありますが、男性にとって、これは必ずしもマリリン・モンローのような肉感的な女性だけを形容する言葉ではありません。
(中略)
まず鏡の前でファンデーションを塗っただけの顔で、いろいろな表情をしてみてください。色みを入れない顔のままで、目を見開いたり笑ったりしても、どことなく表情に華がなく、寂しいと感じませんか?
そこにアイシャドーやチーク、ラインを入れていくと、にわかに目に力が加わり、表情の変化がはっきりしてきます。
そう。人の顔は色彩が加わることによって、さらに感情を豊かに表現できるものなのです。さらに唇にルージュを加えると、見違えるように顔の表情が明るくなり、自分自身も『なんか、私、美人かも?』と嬉しくなるでしょう。
自分でさえ、色みのない寂しい顔を見るより、明るい表情を見る方が楽しい気分になるのです。先ほど、男性は目から入った情報に大いに影響を受ける、と書きましたが、そんな男性が、ぼんやりとした色味のない顔の女性を見るよりも、美しく色づいた女性に魅力を感じるのは、当然のことです。
ですから、『今日は面倒だから、お化粧はやめておこう』などと言わずに、常に素敵な表情が映えるメイクをしておくといいでしょう。いつやってくるかわからない運命の恋をゲットできるかもしれません。」
男性にとってすっぴんが可愛い女性も魅力的かもしれませんが、化粧することで明るい表情を手に入れるのも大事なのではないでしょうか。
恋愛において「外見」を重視する人は意外と多い!?
恋愛において外見はどのくらい重視されるのでしょうか?『恋愛の科学 出会いと別れをめぐる心理学』(越智啓太)には、以下のような記述があります。
「恋愛において、『顔』や『スタイル』などの見かけ(これを外見的魅力といいます)は、どのくらい重要なのでしょうか。じつは、この問題は恋愛の心理学にとってもっとも重要な研究テーマの一つです。
では、この問題はどのように検討すればよいでしょうか。一つの方法として、アンケート調査が考えられます。つまり、高校生や大学生に『あなたは恋愛において顔と性格どちらに重点を置きますか』と聞いてみる方法です。しかしながら、この方法は一つの大きな弱点を持っています。それは多くの人が『人間は、外見よりも中身(性格)を見るべきだ』という考えを子どもの頃からたたき込まれているために、実際には『外見重視』だったとしても、アンケートには『性格重視』と答えてしまうバイアスがかかる可能性があるということです。そこで、これを実際に試してみるためには、やはり実験をやってみることが必要になります。(中略)
この実験では。じつは実験参加者の『外見的魅力』も密かに評定されていました。受付に現れた参加者の外見を4人の上級生が評定していたのです。この評定値と『もう一度デートしたいか』の評定値の相関を取ってみたところ、なんと性格との関係よりもはるかに高い相関が得られました。つまり、もう一度デートしたいと思われるかどうかは、性格よりも外見に左右されたのです。これは恋愛において性格よりも外見的魅力が大きな影響力を持っているということを示す結果です。」
やはり、外見を重視する人は多いようです。そうなると、余計にすっぴんは見せられない!という女性も多くなるかもしれませんね。
すっぴんで勝負するなら、女性ならではの感覚を磨こう
「あえてすっぴんで勝負したい!」という女性のなかには、内面を磨くことを重視している人も少なくないでしょう。『一流の男性を引き寄せる恋愛法則 幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』(いつか)には、以下のような記述があります。
「女性であるあなたには、生まれつき素晴らしい能力が備わっています。
よく言われるでしょう、『女の感は鋭い』『浮気をすぐ見破る』『虫の知らせは女性にはある』……など。
精神的にも、いざとなれば女性の方が強いものです。一般的に言って、恋に破れても引きずらないのは女性の方、痛みや血に強いのも女性です。長生きするのも女性の方です。あんなに怖い絶叫マシンに好んで乗るのも、ね。
(中略)
私はこうした力を、『女感力』と名づけました。女ゆえの、感覚的、力。女性が原初からもっている能力です。
(中略)
この女感力を磨き高めることが、いい人生を送り、いい男性を選び、いい恋愛をする力となるのは、言うまでもないでしょう。だって私たちは女性なのですから。
『そんなもの、生まれつきじゃないの?』という人が多いと思いますが、いえいえ、実際、磨いて強化することはできるのです。
そのツボはただ一つ。女である自分を愛すること、です。自分の中の女性性を意識し、それを大切にして愛すれば愛するほど、女感力は高まります。女として生まれた自分を好きになりましょう。そうすれば、当然のように女性本来の力が強まり感覚が磨かれます。」
このように、「女性である自分」を肯定することが、見た目や内面を輝かせるのかもしれません。
<参考文献>
『大好きな彼をかならず手に入れる 恋愛の極意』(志摩純一)
『恋愛の科学 出会いと別れをめぐる心理学』(越智啓太)
『一流の男性を引き寄せる恋愛法則 幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』(いつか)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!