「彼氏に不安を伝える」に関する専門家の意見やアドバイス
不安を感じていても言えない理由
彼氏に対して不安な事があっても、言葉をのみ込んでしまう女性は多いようです。『愛する気持ち、愛されたい気持ちの伝え方』(吉元由美)には、以下のような記述があります。
「恋人といる空間と時間は、私たちにとって特別のものだ。恋のはじめならなおさらだし、つきあいが長くなったとしても、いちばん安心して身を委ねることができて、本当の自分に戻れる時間。……もしも少しの疑いもなくそうであったなら、なんて素晴らしいことだろう。ところが実際の私たちはどうだろう?ときどき素直になれなかったり、本当は気が進まないのにイエスと答えていることはないだろうか。
たとえば彼の昔の恋人のことは聞きたくても聞けない。コールバックがなかった昨晩の行動も、なぜか聞くのをためらってしまう。そんなふうに聞いてみたいことがあってもどうしても聞けなくて、心の片隅でいつももやもやしていることはないだろうか。
確かに恋人に対してすべてオープンにできたらいい。オープンにできるのは、ありのままの自分をきちんと自分で受け入れて、大切にしているという自信があるから。誰もがそうなれるわけではない。
むしろ人は、恋をすると臆病になるものだ、こんなことをしたら嫌われるんじゃないか。あんなことを聞いたら呆れられるのではないか。本当はこうしてほしいんだけど、それを言ったらわがままだと思われはしないか。恋をした人の心の中には、数限りない臆病虫が棲んでいる。そしてそのことに気がつくことさえ怖いのだ。」
このように、すべてをオープンにできたら安心できるとわかっていても、どこか臆病になってしまうのは、彼氏にずっと「恋」をしているからなのかもしれません。
女性は男性の鈍感な行動にいちいち傷ついてしまう
付き合い始めてすぐのタイミングは、幸せな気分でいっぱいのはず。それなのに、彼氏の態度がそっけないと、「わたしのことを好きじゃないのかな?」と不安になってしまうでしょう。『愛する気持ち、愛されたい気持ちの伝え方』(吉元由美)には、以下のような記述があります。
「(前略)さあこれからふたりで……と思っていたのに、つきあいだしてしばらくすると彼があまり連絡をくれなくなったり、会っても以前ほどに楽しそうな様子ではなかったり。恋人になってからより敏感になっている女性側としては、恋人のひとことやちょっとした態度に微妙に変化があるのを見逃すわけにはいかなくなる。そっけなくなったことをストレートに相手に聞ける勇気のある女性ならともかく、大方は、そっけなくされる、つまり嫌われているのではないかと不安になるのだから、怖くて聞けるものではない。
その人の性格によるところが大きいけれど、女を不安にさせる男はとても多い。毎日電話をかけてきたかと思うと、あるときからばったりとかけてこなくなる。こちらが留守番電話にメッセージを残しておいてもコールバックはない。(何か私のことを怒っているのかしら)(ほかに好きな人でもできたのかしら)──相手と直接話せないだけによくない想像ばかりが頭の中を駆けめぐる。ひとり勝手に悲しくなったり、怒りたくなったり、何だか不毛な時間を過ごしてしまう。」
このように、付き合い始めたとたんに連絡の頻度が下がったり、冷たい態度を取ったりする男性は少なくないようです。忙しくて連絡できないだけだという可能性もありますが、一人で悶々と悩むくらいなら、思い切って「どうしてそっけなくするの?」と訊ねてみたほうがいいかもしれません。
不安を抱えているのなら、いっそ女子力を高めよう!
彼に対する不安な気持ちを抱えているより、女子力を高めて振り向かせるのはどうでしょう。そのためには「見た目」「女性らしさ」「会話」に気を使う必要があるようです。『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』(ぐっどうぃる博士)には、以下のような記述があります。
「恋愛は、生物がこの世界に存在するための最重要ミッション『子孫繁栄』(=生殖)と深く関係します。子孫繁栄のために、健康的で美しい異性を求める傾向にあります。
見た目で女性を判断するなんて、僕自身は最低だと思うのですが、恋愛はどうしようもなく見た目を重視してしまうものなのです。
ですので、片思いを成就させたいなら、見た目を磨く必要があります。
幸い、今のメイクの技術には目を見張るものがあります。プロに相談する、動画サイトで研究する、友達から助言を受けるなど、メイクの技術を磨きましょう。ポイントは、女性が好むメイクではなく、男性が好むメイクにすることです。
(中略)
男性は、女性に一定の期待をしています。
たとえば、女性が医者と結婚したいという場合、医者は賢くて、恵まれた家庭環境に育ち、コンサバティブな価値観を持っていて、収入が高いことを期待しているのと似ています。
また、多くの女性が理想の男性を想像するとき、自分より背が高く、賢くて、自分をリードしてくれて、楽しませてくれて、優しくて強いということを期待しているのと似ています。一方、男性が女性に期待していることを一言でいうと『女性らしさ』です。
具体的に言えば、『癒やしを感じる』ということです。ビジネスモードでちゃきちゃき話されると、女性らしさが感じられません。立ち居ふるまいもゆっくりしているほうがいいでしょう。
(中略)
会話はあなたの価値を高める上でとても重要です。
繰り返しになりますが、水商売で一番人気の女性が必ずしも一番美しい女性というわけではありません。では、何が人気に影響するのかといえば、会話の力が大きいでしょう。
また、美しくても会話の退屈な女性は、すぐに飽きられて男性に選ばれにくくなります。
このように会話は重要ですが、魅力的な会話は難しく奥が深いものです。」
今以上に彼の好みの女性になる努力をし、驚かせて振り向かせましょう。そうすれば彼に対する不安も払拭できるかもしれません。
<参考文献>
『愛する気持ち、愛されたい気持ちの伝え方』(吉元由美)
『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』(ぐっどうぃる博士)
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