「男女の行動心理学」に関する専門家の意見やアドバイス
モテる女性ならではのしぐさ
モテる女性ならではしぐさの中に、立ち姿があります。『オトナ女子のためのモテしぐさ図鑑(美人開花シリーズ)』(中井信之)には、以下のような記述があります。
「『立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花』なんていうことわざがありますが、これは美人の立ち居振る舞いを花にたとえたもの。
昔から美人を決めるのは、『顔』ではなく、立つ、座る、歩くなどの『しぐさ』だと知られていたんですね。
とくに立ち姿は重要で、立ち姿から放たれた雰囲気だけで、相手の『美人フォルダ』に入れてもらうことができます。逆に立った瞬間に『がっかり』ということもあるでしょう。
立ち姿でとくに大切なのは重心です。うしろ足に9対1の割合で大きく重心をかけること。腰をちょっと前に出すようにすると、重心をうしろにかけやすくなるでしょう。
重心をうしろにかけることで、背筋がスッと伸び、品格のある『直線』を作ることができます。
もちろん両脚の隙間はカサネて隠し、重心をかけた軸足に向かって、もう一方のヒザを内側にカタムケルと美しく、スタイルが良く見えますよ。」
このように、常に美しい立ち姿を意識していると、男性の心を掴むことができるかもしれません。
彼をトリコにする段差を使ったモテしぐさ
どんなに長く付き合っても、愛する彼には「やっぱりかわいい」と思われ続けたいものです。では、どんなしぐさが彼の視線を釘付けにするのでしょうか。『オトナ女子のためのモテしぐさ図鑑(美人開花シリーズ)』(中井信之)には、以下のような記述があります。
「日常生活でかわいいしぐさをとり入れることは、ふたりの関係において極上のスパイスです。たとえばエスカレーター。段差を利用して、上目遣いの自分をアピールするのはいかがでしょう?エスコートを考えると、下りのエスカレーターは男性が先に、上りでは女性を先にするのが通常でしょう。女性が足元をすべられても男性が支えになれるからです。ただこの『上目エスカレーター』の場合は下りは女性が先、上りは男性が先です。
というのも、下りで女性が先に行くと、女性は男性の1段下の位置になりますよね。1段分、約20センチ低くなります。からだを彼側にヒネッってみましょう。1段高い彼から見るあなたは、上目遣い。瞳は一段と大きく、顔の輪郭は華奢にかわいらしく見えます。
『俺の彼女ってこんなにかわいかった?』
なんてことも。ただし、長いエスカレーターでないと、すぐに下に着くので危険です。足元には十分気をつけてくださいね。」
このように、デート中のちょっとした場面でモテしぐさを繰り出すと、彼をトリコにできるかもしれません。
イケメンかどうかではなく、表情が男性の「モテ」を左右する
男性のモテしぐさについても見てみましょう。女性が魅力を感じるのは、男性のどのような時の顔なのでしょうか。『女性100人から聞き出した「魅力ある男」の条件』(潮凪洋介)には、以下のような記述があります。
「女性が初対面で魅力を感じる男の条件と聞いて、あなたはどんなことを思い浮かべるだろうか。
『女性は、やっぱりハンサムな男に惹かれるんだろう』
『イケメンは得』
断言するが、まったくそんなことはない。10代の恋に恋する小娘ならいざ知らず、大人の魅力的な女性は、男性の『顔のつくり』だけに心を奪われることはない。もちろん『イケメン』に越したことはないが、それだけでは物足りなさを感じてしまうのが女心である。
男性は総じて面食いなので、つい女性もそうだろうと思ってしまいがちだが、女性は男性を顔で選ばない傾向が強いのだ。たとえ相手に困ることのないハイレベルなモテ美女であっても、見た目以外の要素で男性を選ぶことが多い。
さて、それでは女性はいったい男性のどこに魅力を感じているのか?
その1つが『表情』である。
男性の表情に魅力を感じ、そして恋の予感を募らせるのである。
これは、恋愛や結婚に限ったことではない。『一緒に仕事がしたいな』と思ったり『何でも話せる友達になりたい』と願ったり……。そんなふうに、何らかの好意的な接点を望む瞬間に『男性の表情』が大きく関わっている。
男性の何倍も観察眼の鋭い女性たちは、男の『表情』を独自の視点で観察し、そこから男の人となりを判断している。」
このように、男性の顔立ちではなく表情から魅力を感じ取る女性は少なくないようです。意中の女性の前では緊張感のない姿を見せないように気を付けましょう。
<参考文献>
『オトナ女子のためのモテしぐさ図鑑(美人開花シリーズ)』(中井信之)
『女性100人から聞き出した「魅力ある男」の条件』(潮凪洋介)
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