「来るもの拒まず去るもの追わず」意味や心理・恋愛での特徴を解説!

「来るもの拒まず去るもの追わずな人」って、どんな印象を受けるでしょうか?冷たいと思われがちですが、実はそんなことはありません!この記事ではイメージを覆すような「来るもの拒まず去るもの追わず」な人の特徴や悩み、役立つ場面、さらには恋愛事情についてもご紹介します。

  • ことわざ「来るもの拒まず去るもの追わず」とは?

    「来るもの拒まず去るもの追わず」なんだか飄々として、かっこいいイメージがありますよね。このことわざには、一体どんな意味があるのでしょうか?

    まずはその意味や由来について、理解を深めていきましょう。

    「来るもの拒まず去るもの追わず」の意味


    まずはこの、ことわざの意味から解説していきましょう。

    「来るもの拒まず去るもの追わず」ということわざですが、正しくは、「来る者(きたるもの)は拒まず、去る者は追わず」と言います。これは、自分自身の中にあるこだわりは捨てて、他者の意思を尊重するという意味。

    去りたい人は自分の元から去って良いし、自分の元へ来たいという人がいるなら、すべて受け入れるぞ、ということですね。

    「来るもの拒まず去るもの追わず」の由来


    この「来るもの拒まず去るもの追わず」ということわざの由来は、中国の戦国時代に生きた思想家・孟子の言葉にあります。出典は『尽心下』の第三十章です。

    「来るもの拒まず去るもの追わず」の思想は、孟子が弟子を受け入れる際に、重要視していたことだと言います。

    孟子「尽心下」の内容は?


    「尽心下」の中では、どのように語られていたのでしょうか。

    ある日、孟子は弟子たちを連れてある旅館に泊まりますが、その旅館で、草履の盗難事件が起こりました。すると旅館の店主は、孟子に対して「お弟子さんが怪しいと思うのですが」と切り出します。

    孟子は、「そんなことをするためにここを訪れたと思いますか?」と聞きます。その問いに対し、店主は「先生(孟子)は来るもの拒まず去るもの追わずで弟子を選んでるそうですし…」と言い、口ごもったそうです。

    店主は、「孟子がそのようなスタンスだから変な者も混じっているのでは」と言いたげに、言葉を止めています。当初より、良くも悪くも取られた言葉なのです。
  • 「来るもの拒まず去るもの追わず」な人の心理

    では、そんな「来るもの拒まず去るもの追わず」のスタンスをとっている人の心理とは、いったいどういうものなのでしょうか。その特徴をご紹介します。

    単独行動を好む


    「来るもの拒まず去るもの追わず」の人は、自分の「やりたいこと」を明確にもっており、一人の時間を大切にしています。また、誰かに自分のペースを乱されることをひどく嫌います。マイペースな性格なのです。

    だからこそ、「来るもの拒まず去るもの追わず」な人は、基本的に単独行動を好むのですね。しかしその一方で、寄ってくる人に対しては、決して追い払うことはせず、歓迎する姿勢をみせます。

    良くも悪くも他人に期待していない


    「来るもの拒まず去るもの追わず」の人は、自分の「やりたいこと」を明確にもっており、一人の時間を大切にしています。また、誰かに自分のペースを乱されることをひどく嫌います。マイペースな性格なのです。

    だからこそ、「来るもの拒まず去るもの追わず」な人は、基本的に単独行動を好むのですね。しかしその一方で、寄ってくる人に対しては、決して追い払うことはせず、歓迎する姿勢をみせます。

    自分の考えをもっている


    「来るもの拒まず去るもの追わず」な人付き合いをしている人は、自分自身のなかに「揺るぎない考え方」を持っています。意志が固く、人に流されることもありません。他人の干渉も極端に嫌います。

    頑固な性格にみられがちなのが難点ですが、自分の考え方を基準にしているというだけで、他者の考え方も聞き入れる柔軟さを兼ね備えている人も多くいます。

    争いごとは好まない


    「来るもの拒まず去るもの追わず」な人は、人付き合いが希薄なようにも見られがちですが、裏を返せばそれは、自分が傷つくのを恐れているためでもあります。

    「来るもの拒まず去るもの追わず」という考えの根底には、「いずれ人は裏切る」という、経験に基づく思考も潜んでいるのです。

    そのため、そういった争いごとに巻き込まれるのも極度に嫌うと言えるでしょう。

    一度去った者は受け入れない


    「来る者は拒まない」とは言いますが、一度何かの拍子に去った人に対しては、最初のような寛容さをみせないのが特徴です。

    「来るもの拒まず去るもの追わず」の人の性格は、よっぽどのことがない限り、変わることはありません。

    なので、一度自分の性格がイヤで離れていった人が戻ってきたとしても、また離れていくだろうことは眼に見えています。「そんな人に優しくする義理は無い」ということですね。

    もしも本当にもう一度仲良くしたいなら、「許しを乞うような行動」は、絶対してはいけません。焦って距離をつめようとせず、自分の行動で信頼を再び得るしかないでしょう。