「夫大好き」に関する専門家の意見やアドバイス
ラブラブ夫婦のメリット、デメリット
いつまでも恋人のようにいられる夫婦は、周囲の人からもとても幸せそうだと見られることでしょう。しかし、長く現状をキープするためには、恋人同士のような雰囲気でいることのメリットだけでなく、デメリットも知る必要があるのではないでしょうか。『不機嫌な妻 無関心な夫 うまくいっている夫婦の話し方』(五百田 達成)には以下のような記述があります。
「独身時代のように恋愛感情で結ばれている夫婦。この夫婦が大切にしてるのは『お互いの気持ち』。好き同士であること、気が合うこと、愛し合っていることが、夫婦の根本にあります。
コミュニケーションの特徴としては『愛情表現』が多いこと。『愛しているよ』『大好き』などと普段から言い合い、手をつなぐ、ハグする、キスするなどのスキンシップも頻繁です。記念日を大切に祝う、人前で相手をほめる、なども自然に行えるふたり。
そうやって日常的に互いの気持ちを確認し反芻することで、恋人気分が自然と持続します。
気持ちに頼る部分が大きいため、普通の連絡がおろそかになりがちなふたり。
『あ・うん』の呼吸で相手に伝わっているはず、愛し合っているからやってくれるはず、と、言葉にしないでいると、予想もしないすれ違いを生むことに。『どうしてわかってくれないの』とケンカになることもあります。
あるいは『事を荒立てたくない』と、生活習慣の気になるところも見て見ぬふりをして、静かにストレスがたまっていったり。長い結婚生活、恋心が醒めたり失望したり、と気持ちの浮き沈みもあるでしょう。そういうときのために、ポジティブな愛情表現だけでなく、ネガティブな気持ちやちょっとした文句も、サボらず言葉にする習慣をつけたいものです。
『愛』という気持ちに頼りすぎることなく、たまにはふたりがめざす人生のゴールについて話し合ったり、共同生活のルール・マナーをきちんと決めたりすれば、よりバランスの取れた夫婦になれるでしょう。」
お互いのことをわかりあっている、と自負できることは素晴らしいことですが、慢心してはいけません。相手の気持ちを直接言葉にしてもらったり、逆に自分の気持ちも口に出したりするように心掛けましょう。
愛される女性でいるための心得
未婚でも既婚でも、愛される女性でいるためには円満な関係を維持しなければいけませんし、自分も相手のを大好きでい続ける必要があるでしょう。そんな大好きな相手を見つけるための心得について、『運命の人はいくつになっても現れる―恋愛ドラマセラピーで35歳からの理想の結婚を手に入れる』(中野左知子)には、以下のような記述があります。
「『明るい人が好き』と言いながら、自分がネガティブでは、相手が自分を本当に好きになってくれるかわかりません。
私自身、『相手が私のことを好きになってくれないかも』などと心配したこともありますが、そうやって怖れるのではなく、『相手の理想の人になる』ということに意識を向けるほうが、ずっと楽です。
あなたが、自分の理想の人と合うためには、どんな女性に自分はなりたいのかを考えてみましょう。とは言っても、『相手の望む人になる』というわけではありません。相手に好かれるために自分を変える必要はありません。
(中略)
『理想の人』は、今のあなたを成長させてくれる存在でもあります。理想の人の目線で考えてみると、自分がどうありたいのか、成長させたいところがわかってきます。同時にそれは、あなた自身にとっても『理想の私』に近づくことになります。もしここにずれがあるようでしたら、あなたの『理想』の設定が、本当の自分の気持ちから離れている可能性があります。
本来、あなたが理想とする人は、あなたのような女性を必要としているはずです。まだ出会えていないのなら、あなた自身が今、『理想の人の理想の人になる』ために成長しているときなのかもしれません。理想の人の視点から見たときに、自分に改善すべきところが見えたなら、ぜひそこを伸ばしてみてください。」
自分ばかりが理想を突き付けるのではなく、相手がどのような人を求めているのか、常に考え続けることが大切なようです。好きな人との関係維持のためには、相手の視点に立つことを忘れてはならないでしょう。
<参考文献>
『不機嫌な妻 無関心な夫 うまくいっている夫婦の話し方』(五百田達成)
『運命の人はいくつになっても現れるー恋愛ドラマセラピーで35歳からの理想の結婚を手に入れる』(中野左知子)
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