「付き合って3ヶ月で結婚」に関する専門家の意見やアドバイス
たった3ヶ月の婚活で結婚できる?
男性が最短で結婚したいと思ったら、どうすればよいのでしょう?『3カ月で結婚できる おとこの婚活本。』(西田昌史)には、以下のような記述があります。
「結婚しにくい時代と言われていますが、実は私は、今の世の中ほど結婚しやすい時代はないとも思っています。
たとえば昔は、家柄が違うと結婚はおろか、お見合いさえも難しかったのです。私の田舎では、『田んぼがある家には町(市街地)の人は誰も嫁がなかった』と言います。また、女性側にしても、一人っ子や姉妹の姉に生まれると婿養子が可能な次男や三男からしか選べなかったと聞きます。
(中略)
結婚受難と言われる現代は、見方を変えれば、結婚への規制のない自由な時代なのです。恋愛さえしてしまえば、自分や相手の立場、年齢・職業・体型・家柄などはまったく関係がありません。
今の時代の結婚希望者の心の持ちようとして、この点をぜひ理解して、自信を持って女性にアタックしていく必要があるのです。
(中略)
つまり結婚したい女性さえ見つけて気に入ってもらえば、あなたは半年後には結婚できるのです。
今の女性は自分も年を重ねて結婚に焦っている分、結婚相手を探す努力をしている男性をウェルカム状態で待っています。
しかもあなたのライバルである一般的な独身男性は、『結婚なんていつかなんとかなる』という昔の常識を引きずって、なんの行動も起こしていない方たちです。あなたはこれから少しの時間、相手を探す努力を意識的に行いさえすれば、ライバルたちを出し抜いて結婚に到達できます。」
このように、結婚したいと思ったら、相手に本気を見せることが一番大切なようです。
結婚するための準備とは?
相手が決まり、実際に結婚するとなると、どのような心構えが必要なのでしょうか。『この人と結婚していいの?』(石井希尚)には、以下のような記述があります。
「私がカウンセリングをしていていつも思うことは、この二人だけでなく、これから結婚しようとするほとんどのカップルは、結婚するとどうなるか、という大前提を深いところで理解していないということです。
『結婚したら、変わらなければいけない』
『独身時代と同じような自由はない』という大前提です。
(中略)
結婚すれば多少の変化はあるだろうとは考えてはいたけれども、まだ婚約したばかり。結婚しているわけではないのだから、別に問題はないだろう。彼はそう考えていたのでした。
実際、こう考えている男性は非常に多いでしょう。男性は自分のペースを一切譲ろうとしない傾向があります。
これはまさに男性の『ハンター志向』のなせる業です。獲物をゲットすることは、彼の勝利であり、彼が道を譲り、降伏することではありません。ハンターにとって、周りの状況は常に征服した結果として付いてくるものであるという意識が強いのです。だから、結婚もそれと同じように、征服した結果に対して自分に付いてくるアワードだと考えてしまいがちなのです。
だから当然、結婚した相手が自分のペースに合わせるのが常識となります。結婚という征服の結果、自分が不都合を感じるような変化など、初めから望んでいないし、自ら好んで相手に合わせて自分を変えていこうとも考えていないのです。
しかし、結婚は二人が一つになること。
もはや、一人ではない。二人で一人なのです。
自分の人生は相手のもの。
理想的な人に出会うという言葉がありますが、理想的な人は見つけるのではありません。結婚とは理想的な人になることなのです。
それも相手に理想的な人になってもらうのでなく、自分が理想的な人になることなのです。こういう共通の認識をお互いが持っていないと、一人がずっと耐えて、片方がずっと要求し続ける結婚生活になってしまうでしょう。このようなことを理解しない結婚は、結婚してからの軌道修正が非常に大変です。だから、結婚前に準備しておかなければなりません。」
このように、結婚準備に必要なのは、期間の長さではなく、二人で歩む人生に向けた意識の変革なのかもしれません。
プロポーズされるのはどんな女性?
では、男性がプロポーズしたくなるのはどのような女性なのでしょうか?『結局、理想を下げない女が選ばれる』(伊藤友美)には、以下のような記述があります。
「(前略)
さて、プロポーズされる人とはどんな女性か考えたとき、料理が上手とか、献身的とか、素直でかわいらしいなど、いろいろ思い浮かんだでしょうか。
たしかにそんな女性ならプロポーズされるかもしれませんね。
でもそれは、表面上のきっかけに過ぎません。
料理が上手だから即プロポーズされることはないし、目で見てわかることよりも大事なことがあるという意味です。
男性にとっての結婚は、女性が考えるよりも責任重大だと捉えている人が多く、しっかりとした考えをもつ人ほど簡単にプロポーズしない傾向にあります。
今後一生、自分以外の人(大事な妻や子ども)を守っていく覚悟をもつ=結婚ですから、大変な役割です。男性の器の大きさをいつもすごいと思っています。
プロポーズするということは、その覚悟をもってもいい、もちたい、と思える女性か否かという目線が男性にあると思ってください。
(中略)
この人と一緒なら人生を楽しくやっていけそう、とか、困難があっても一緒に乗り越えてくれそうだ、と思えた女性であれば、料理上手とか外見や年齢などは絶対条件ではないんですよね。
なぜなら、お付き合いを決めた段階で、男性にとってその女性の外見を含んだ雰囲気は好みのはずですから。
ではどんな女性ならほかの男性に渡したくないし、自分と一緒に人生を歩んでほしいと思うのでしょうか。
それは、自分を応援してくれる人、そして、自分と一緒にいて幸せそうな人です。自分の調子が良いときに応援してくれるだけでなく、困難に陥ったときにも責めずに落ち着いていて、どんなときも明るく元気にそばにいてくれる女性なら安心感が増します。
安心感が増すとは、あなたに心を開くということ。
(中略)
男性は、自分を応援してくれる女性と人生を歩みたいと思います。そのほうが力がさらに湧いてくるし、自分のそばにいる女性が幸せそうにしているのを見ることが人生の喜びであり、自分が彼女を幸せにできている、と男としての自信もつくんですよね。
これが、プロポーズされる女性のポイントです。」
相手の男性に「必要な人だ」と思ってもらえれば、付き合って3カ月でプロポーズされるのも夢ではないかもしれません。
<参考文献>
『3カ月で結婚できる おとこの婚活本。』(西田昌史)
『この人と結婚していいの?』(石井希尚)
『結局、理想を下げない女が選ばれる』(伊藤友美)
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