離婚して後悔した女性の理由
そういった点から「きっと私も後悔しない」と思い込んでしまう女性がいるようです。さらに、離婚を後悔している女性の大半が抱える課題がとても深刻。その問題にこそ、予想していた理想と現実との差が見えてくるはずです。
ここからは「離婚して後悔した女性の理由」をエピソードとともにご紹介します。
世間の目が厳しくなった
「専業主婦だった私は、離婚後に再就職しようとある会社の面接を受けたんです。その時、保証人が今の私にはいないことに気づいて、その事情を話たら相手先から断られてしまいました。離婚が就職に影響するとまで思っていなくて…つい後悔しちゃいました」(32歳/女性/保険業)
離婚後に再就職がうまくいかなくなるのは、配偶者や保証人がいないという問題が浮き彫りになるからです。両親や協力者がいない女性も大きな苦労をしています。
結婚していた時「被扶養者」だった人は、ずっと夫に守られていたことに気づく瞬間でもあり、「バツイチの人」という偏見の目で見られることもつらいところです。
金銭的に苦しくなった
「浮気ばかりする夫に我慢できなくなって、勢いだけで離婚をしたんです。でも私には貯金なんて何もないし、まだ小さい子供もいるのに…。『もう少し計画的に離婚すべきだった』って後悔しています」(29歳/女性/スーパー勤務)
シングルマザーのほとんどの人が「金銭的に余裕がない」と悩んでいます。女性1人で子供を育てることは、苦労ばかりしかありません。「ひとり親手当」を受け取ったとしても、全く足りないのが現実です。
「急がなきゃいけない事情」が多いのも離婚が抱える大きな課題でもあります。
子供の寂しそうな姿を見て
「私は嫌いな夫と離れてせいせいしたのですが、子供が『パパに会いたい』と言ってきた時は『間違った決断だったのかも…』と苦しくなりました」(26歳/女性/サービス業)
離婚後に後悔する理由の中でも、トップに上がるのが子供の問題です。まだ理解できない子供なら「どうしてパパに会えないの?」と詰め寄られることもあるでしょう。そのたびに、胸が苦しくなってしまい「やっぱり離婚しなきゃよかったのかも」と後悔する人も…。
離婚後も子供と面会させるのか?もう一切会わせないのか?によっても、子供の精神的な苦痛は変わってしまいます。
喧嘩したことが些細なことだと思えた
「離婚してしばらくした頃『なんで離婚したんだろう?』って冷静に思ってしまいました。何で喧嘩したのかも思い出せないんです。それほど些細なことが原因だったのかと思うと、バカバカしくも感じています」(34歳/女性/電話オペレーター)
夫婦喧嘩をしている時は冷静な判断ができない状態なので、つい「離婚する!」と口から出てしまう人が多いです。でも、落ち着いて考えてみた時に「離婚しなくていい問題だった」「もっと向き合えばよかった」と後悔している人ばかりなのが実際のところ。
離婚をしてしまった後に後悔しても「何もかもが遅いんだ」と襲ってくる現実はとてもつらいものです。この後悔を、なかなか受け入れられない人もたくさんいます。
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