女性の「欲求不満」サインとは？意外な効果＆ストレス解消法を紹介！

女性はどんな時にムラムラする？

男性と女性では、異性に対してムラムラする感情が湧き起こるタイミングが違うようです。また、女性だってそういう気持ちが起きるのは自然なこと。ムラムラしている自分をおかしいと思わなくても大丈夫です。『女も知らない女のカラダ』（対馬ルリ子）には、以下のような記述があります。
「長いあいだ、女性には性欲がないと考えられていましたが、女性も男性と同じように、性的な欲求や衝動があります。ただ、大きな違いは、男性は視覚的な刺激で強く性欲を感じるのに対して、女性は、やさしく触れられたりキスされたり、スキンシップをしながら少しずつゆるやかに性欲や性衝動が高まっていくという点です。最近は、イケメンの男性ヌードが女性誌に掲載されたりするので、男性としては『なんだ、女性も男のヌードを見てムラムラしてるんじゃないか』と思うかもしれませんが、女性たちは男性ヌードを見て『カッコイイ』とは思っても、ムラムラと性衝動がわき起こることはありません。そのときにたまたま隣に男性がいても、セックスをしたいということにはつながらないのです。」
女性同士で話せる相手がいれば、このような欲求が起きるのは自然なことだとわかりますが、そういう機会はなかなかないもの。自分だけじゃないかと不安にならなくても大丈夫です。

男性と女性ではセックスに対する考え方も違う

セックスに関する考え方は人それぞれ、もちろん男女間でも異なるでしょう。欲求不満を感じた時に、相手のことを理解するためには、「お互い違う生き物だ」と認識しておいたほうがいいかもしれません。『男と女のアドラー心理学』（岩井俊憲）には以下のような記述があります。
「男性の多くは、コア領域（性的な結合）こそがセックスだと思い込んでいます。やりたくてやりたくてしょうがない。脱がせて、支配するような、オラオラ系の荒々しいセックスがしたい。もしくは、しなければならないという使命感がある。そして、女性側もそういう行為をけっこう喜ぶはずと思い込んでいる。しかし女性の多くは、たとえコア領域がなくても、マクロやミクロ領域だけで十分なのです。むしろ五感の満足のほうを重視している人が多いようです。」
心理学の面からも、男性と女性では満足する部分が違うことがわかります。男性が満足することをしても、必ずしも女性の満足につながるとは限らないようです。

お互いに満足できるセックスをするための解決法

欲求不満の原因は、相手の有無だけに左右されるわけではありません。日常的にセックスする相手がいたり、相手がいるのにセックスレスだったりする場合も、欲求不満の感情に駆られることがあります。『女の仕掛け 男に好かれる賢女のルール26 スマートブックス』（檀 れみ）には以下のような記述があります。
「もともとセックス嫌いなのではなくて、単に〝合わないセックス〟がセックスレスを導いてしまっているのではないか。解決の道を、『言いにくい』『気まずい』と閉ざしてしまう気持ちはよく分かる。私だって、今後（新しいカレシができたら）、必ずしも言えるかどうか分からない。しかしケンカの壁なら、セックスの壁のほうが乗り越え甲斐があるというものだ。ものすごく良いセックスというのは、愛が冷めない仕掛けとなるのではないか、と今は私にも思えるのである。」
合わないセックスほど、苦痛を招くものはありません。言いにくいことではありますが、お互い自分がしたいこと、してもらいたいことを素直に話す機会を作ることから始めてみませんか？

＜参考文献＞
『女も知らない女のカラダ』（対馬ルリ子）
『男と女のアドラー心理学』（岩井俊憲）
『女の仕掛け 男に好かれる賢女のルール26 スマートブックス』（檀れみ）