親しい男友達に「彼氏に関する愚痴」を聞いてもらうのはよくあること。とはいえ、内容によっては、共感してもらえるどころか「ひどい女!」と白い目で見られてしまうおそれがあるので、注意が必要かもしれません。そこで今回は、10代から20代の独身男性に聞いたアンケートを参考に「『お前ひどくない?』と男友達に呆れられる彼氏の愚痴」をご紹介します。
「その子のためを思って、『束縛すると逃げられるぞ』と忠告した」(20代男性)というように、自分本位な愚痴を聞かせると、男友達にダメ出しされてしまうようです。思わずカチンときそうですが、男性目線の有益な助言には素直に従うべきかもしれません。
「自分のことを言われてる気がして、『ほっとけ!』とムキになってしまった」(20代男性)というように、彼氏に感情移入した男友達に反論されるケースです。友達が彼氏と似た嗜好を持っている場合は、趣味についての愚痴は避けたほうがよさそうです。
「自分の家と違うからって失礼。聞いてて不愉快になった」(20代男性)というように、彼氏の家族を笑い話のネタにすると、人間性を疑われそうです。「これって普通?」などと茶化さずに相談すれば、悩み事として真面目に聞いてもらえるでしょう。
「彼氏もがんばってるはずなので、どうしても肩を持ちたくなる」(20代男性)というように、給与に関する不満をこぼすと、こちらではなく彼氏のほうに味方されてしまうかもしれません。この手の不平は、女友達にこぼしたほうが共感してもらえそうです。
「たしかにモテる子だけど、性格わる!とドン引きした」(10代男性)というように、お高くとまった発言は、自分の評価を下げてしまうおそれがあります。うっかりやってしまったら、「まあ、私が先に好きになったんだけど…」などとフォローの言葉を添えたほうがいいでしょう。
「妄想だと諭しても聞く耳持たずで、彼氏が気の毒になった」(20代男性)というように、根拠なく彼氏の浮気を勘ぐってみても、男友達の同情を得るのは難しそうです。暴走しても何もいいことはないので、少しは周囲の助言に耳を傾けましょう。
「『毎回そういう別れ方してんの!?』と聞き返してしまった」(10代男性)というように、ずる賢い一面を見せてしまい、男友達に唖然とされるケースです。たとえそれが「いつもの手」だとしても、好印象を保ちたいなら口外するのは控えましょう。
「元カレに泣かされた過去を無理矢理思い出させた。これも友情です」(20代男性)というように、彼氏に飽きたからといって昔の恋を美化するのも考え物です。信頼の置ける友達からの厳しい一言には、むしろ感謝すべきかもしれません。
「『そういうのは誰のためにもならない』と真顔で返した」(20代男性)というように、実直な男友達に、軽いノリで倦怠期の心情を吐露するのはまずそうです。とはいえ、彼氏との関係に本気で悩んでいるなら、お説教覚悟で打ち明けて意見を求めるのもいいでしょう。
男友達の「お叱り」はためになることも多そうです。暴言を吐いて大事な友達に見捨てられる事態だけは避けたいものです。(安藤美穂)
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