気になる同僚が風邪で会社を休んだら、「お見舞いLINE」を送って元気づけたいもの。とはいえ内容によっては、「いい子だなあ」と感激されるどころか、「返信するのも面倒くさい…」と邪険にされてしまうかもしれません。そこで今回は、10代から20代の独身男性99名に聞いたアンケートを参考に「ありがたいけどウザい…同僚女性からのお見舞いLINE」をご紹介します。
「お礼は返すけど、『それくらいわかっとるわ!』ってのが本心かも」(20代男性)というように、役に立ちたくて対処法を送っても、度が過ぎると「余計なお世話」で片付けられてしまうようです。あれこれ情報を詰め込むよりも、思いやりのある一言のほうが、弱った心に沁みるかもしれません。
「彼女でもない子に家に来られても、迷惑なだけ!」(20代男性)というように、会社でいくら仲がよくても、わざわざ看病までしに行くのは出しゃばり過ぎかもしれません。とはいえ、あまりにも具合が悪そうなら、「何か届けようか?」などと控え目に提案してもよさそうです。
「熱でボーッとしながらがんばって返事したのに『普通じゃん』とか言われたら、カチンとくる」(10代男性)というように、せっかくの返信に無神経な反応を示すのはまずそうです。相手に気持ちの余裕がなかったら、ブロックされる危険さえあるでしょう。
「『コンビニ行けたなら出社できたんじゃない?』と言われて、コイツ鬼だ…と思った」(10代男性)というように、欠勤に苦言を呈すると「冷たい女」だと誤解されそうです。自分なりによく考えて判断したはずなので、とやかく言わないのが賢明でしょう。
「『やってあげた』みたいな口調だと、感謝する気が失せる」(20代男性)というように、業務を代行したのだとしても、事務的に伝えるだけで十分かもしれません。ただし、相手が気にしている案件なら、詳細を述べて安心させてあげましょう。
「早く寝たいから、急ぎの内容じゃなかったらスルーします!」(20代男性)というように、具合の悪い相手を長々と付き合わせるのは、やめたほうがいいでしょう。むしろ、思わず笑みがこぼれそうなスタンプや画像を送って、和ませてあげたいところです。
「休んだ自分も悪いけど、病人相手に文句を言う同僚もどうかと思う」(20代男性)というように、欠勤についてその当人に不満を漏らすのは、いささか配慮に欠けるかもしれません。「あなたが休みで課長が焦ってた」などの表現であれば、「大事な人材」だと伝わるでしょう。
「風邪のときに呑気なことを言われると、思いやりのない奴だな…とがっかりする」(10代男性)というように、共感する気持ちが欠けているのも、自分の評価を下げてしまいそうです。「代わってあげたい…」などと同情をにじませて、優しい人柄をアピールしたいものです。
「『じゃあ明日会社で』と当然のように言われて、実はぜんぜん心配してないだろ!と思った」(20代男性)というように、締めくくり方にも注意したほうがよさそうです。最後まで温かいメッセージを送って、気に掛けていることをわかってもらいましょう。
具合を心配するあまり、よく考えずに送信してしまうこともありそうです。独りよがりな内容になっていないか、きちんと確認しましょう。(安藤美穂)
【調査概要】
期間:2015年9月9日から16日まで
対象:合計99名(10代、20代の独身男性)
地域:全国
方法:インターネット調査
Photo:All images by iStock