たまになら、微笑ましい気持ちになれる「恋人自慢」も、あまり繰り返すと「しつこい!」と敬遠されてしまうようです。そこで今回は、10代から20代の独身女性252名に聞いたアンケートを参考に「『何回話せば気がすむの…?』と友達をウンザリさせるノロケ話」をご紹介します。
「何度も聞かされたから、彼氏のキメ台詞とか覚えちゃった」(20代女性)というように、無意識のうちに同じ話を繰り返してしまい、相手をウンザリさせているケースです。自分にとっては素敵な思い出でも、他人はそこまで関心がないと肝に銘じましょう。
「告白されるまでの『クラス替えヒストリー』とかどうでもいいから!」(10代女性)というように、恋人の歴史が面白いのは、当事者の間だけのようです。友人に馴れ初めを聞かれたとしても、要点をまとめて話したほうが、気持ちよく聞いてもらえるかもしれません。
「オチでどっと疲れる」(20代女性)というように、散々彼氏の不満を言っておきながら、最後は「でも好き」で終わる話は、聞き手をぐったりさせるようです。むしろ「好きだけど不満もある」という展開にしたほうが、嫌味がないので共感されやすいでしょう。
「日記に書いてください」(20代女性)というように、詳細すぎる報告も、迷惑がられてしまうようです。たとえ「デートどうだった?」と聞かれて答えるのだとしても、ハイライトシーンに絞って話したほうが興味を持ってもらえそうです。
「こっちはリアクションに困ります」(10代女性)というように、一方的に彼氏への想いを語るのも、相手を当惑させてしまうでしょう。あふれる想いは、彼氏に直接伝えたほうが、ラブラブになれていいのではないでしょうか。
「もう大人でしょ。そんなの自慢しないでよ(笑)」(20代女性)というように、キスマークが嬉しいのは本人だけで、周りは羨ましいとは思わないようです。むしろ見えるところに印をつけるのは「常識がない」ととらえられてしまうかもしれません。
「そんな彼をトリコにしている私はいい女…ってことでしょ」(20代女性)というように、心から浮気を案じているのだとしても、「モテる恋人自慢」だと曲解されてしまうケースです。実際に彼氏がほかの女性のアプローチを受けているのでなければ、親身になって聞いてもらえる可能性は低いでしょう。
「その話を聞いていた私の時間を返して!」(20代女性)というように、結局中身のない話は、真剣に耳を傾けた人を不快にさせるおそれがあるようです。注意を引くためにわざわざ「悩んでいるフリ」をするのはやめておきましょう。
「ふーん、で…?」(20代女性)というように、恋人との日常をダラダラ話し続けるのも、相手のテンションを下げてしまうようです。最初は広い心で受け止めてくれた友達も、新しい発見や気づきがまったくないトークばかりでは、いつか飽きてしまうでしょう。
ノロケ話はなるべくコンパクトにまとめるのが無難なようです。自分の想像よりも、他人は自分の恋バナに興味を持っていないと思っておくといいかもしれません。(外山武史)
【調査概要】
期間:2014年1月14日(火)から21日(火)まで
対象:合計252名(10代、20代の独身女性)
地域:全国
方法:インターネット調査
Photo:All images by iStock