「欲しいものある?」と彼氏に尋ねても、「別に」「なんでもいい」とうやむやにされて、困惑した経験はありませんか? つれない返事の真意がわかれば、プレゼントを選びやすくなるかもしれません。そこで今回は、10代から30代の独身男性204名に聞いたアンケートを参考に「欲しいプレゼントを聞いても『特にない』と答える彼氏の本音」をご紹介します。
「あげるのはいいけど、もらうのはカッコ悪い」(30代男性)というように、「男はかくあるべし」と決めつけていて、素直に甘えられない人は多いようです。「このあいだのお礼をさせて」などと受け取りやすい口実を作ると、聞き出しやすくなるでしょう。
「せっかくだから、多少のサプライズは欲しい!」(10代男性)というように、パートナーのセンスや、自分への関心度を試したがる男性もいるようです。「考えるのが面倒…」と無理に探ろうとするよりも、あれこれ悩む姿を見せたほうが喜んでくれそうです。
「言おうと思えば言えるけど、伝えたあとに後悔しそう」(20代男性)というように、堅物な男性の場合、相手が誰であれ要求はしづらいようです。いっそ「私にはワガママ言ってほしいな…」などと甘い雰囲気で迫り、メロメロにさせたほうが、口を割りやすくなりそうです。
「美少女アニメの限定グッズだなんて言えない!」(30代男性)というように、自分の嗜好を知られたくなくて、そっけない返答をすることもあるようです。「2番目に欲しいものは?」などと変化球で切り返したら、無難な回答を得られるかもしれません。
「スペックとかを比較して悩みながら手に入れたほうが、愛着が湧いていい」(30代男性)というように、購入過程を楽しみたい男性もいるようです。この手の彼氏の場合、「お金は私が出すから品物は自分で決めてね」と合理的な提案をすると、あっさり呑んでもらえそうです。
「カシミアのセーターを希望したのに、くれたのは手編みのマフラー。期待は禁物です」(20代男性)というように、苦い過去の記憶から、「どうせ今回も…」と思われてしまうこともあるようです。身に覚えがあるなら、まず以前の件を謝ったほうがいいでしょう。
「同額程度ならまだしも、3倍くらい迫られそうで…」(10代男性)というように、大きな見返りを求められるのではないかと疑われてしまうこともあります。「お返しは○○ね!」などと先に明言しておくと、かえってガードを緩めてくれそうです。
「付き合って3年もたつと、義務に思えてくる」(20代男性)というように、毎年同じパターンの繰り返しだと、新鮮味に欠けてテンションが上がらなくなる男性もいます。二人の一年分のお祝いを合算して旅行を計画するなど、趣向を変えてみるのもいいでしょう。
「気遣い自体、負担に感じてしまう」(30代男性)というように、愛情が冷めているために、あえて「特にない」と答えるケースです。贈り物で彼氏の関心を取り戻すのは難しそうですが、知恵を絞ればきっかけくらいは掴めるかもしれません。
口ではあっさりした返事しかしなくても、裏にはさまざまな思惑が隠されているようです。彼氏の性格や最近の態度を注意深く観察すると、真意を探りやすいかもしれません。(安藤美穂)
【調査概要】
期間:2013年11月11日(月)から18日(月)まで
対象:合計204名(10代、20代、30代の独身男性)
地域:全国
方法:インターネット調査
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