何気なく口にした一言が人を傷つけるとはよく言いますが、恋愛ネタの場合は特に問題が深刻化しがち。どんなセリフが誤解を生みやすいのか知っておきたいところです。そこで今回は『オトメスゴレン』の女性読者の声を元に「『それってただのモテ自慢でしょ?』と女友達にイラつかれる一言」を集めてみました。
「私への嫌みにしか聞こえない」(10代女性)というように、振るのが面倒というのは、告白されたことがない人にはカチンとくる言葉のようです。ただし、男性に対する申し訳ない気持ちがこもった一言なら悪く思われないかもしれません。
「ケンカを売ってる?」(20代女性)というように、「片想いしたい」という一言は、まさに今一方的な恋をして悩んでいる友達にとっては、上から目線に聞こえるのでしょう。例えば、「意外と乙女な自分に気づいたりするよね」など、片想いの良さを共感する言葉を添えて応援するのなら喜ばれるでしょう。
「人に言うことじゃないじゃん」(10代女性)というように、男性からのメールを「迷惑なほどもらう」アピールは、うぬぼれていると見られがちです。ただし、「どうしたらメールを止めてもらえるのかな?」などの悩み相談というカタチにすれば問題ないかもしれません。
「いつでも結婚できると思ってそう」(30代女性)というように、1日でも早いゴールインを目指す女友達にとっては、「結婚願望がない」というセリフは余裕しゃくしゃくに聞こえて腹が立つようです。「私は一人の方が気楽」など、独り身が好きというニュアンスに言い換えたほうがいいでしょう。
「ずっと彼氏がいるってこと?」(20代女性)というように、言い方によっては男性に困ったことがないというアピールだと捉えられるようです。ただし、自分が惚れっぽいというニュアンスなら不快感を与えずにすむかもしれません。
「男を数で語るなよ!」(10代女性)というように、告白された男性の数を数えているような行為は、自分の人気を自慢しようとしているとしか思えないようです。告白されたことはもちろん、その数も聞かれるまで話すのは控えましょう。
「モテる人は大変ですね」(20代女性)というように、男性との接点が少ない友達からすると、アプローチの多さを自慢しているだけに聞こえるようです。新しい恋に発展しそうなエピソードがないなら、わざわざ伝えることではないのかもしれません。
「困ってないでしょ。顔嬉しそうだし」(20代女性)というように、彼氏以外に言い寄られていることを報告されても、友達にはモテ自慢にしか聞こえないようです。冒頭に「相談があるんだけど…」と言えば、真剣に悩んでいることが伝わるでしょう。
「なんでそれを私に聞く?」(30代女性)というように、友達には「世の中の男全てが自分を見ている」と言っているかのように聞こえるようです。ただし、「なんか顔についてるから?」など、少し冗談を添えれば嫌みっぽく思われないかもしれません。
ほかにも「『それってただのモテ自慢でしょ?』と女友達にイラつかれる一言」があれば教えてください。ご意見をお待ちしております。(外山武史)
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