子どもが自分で片付けしたくなる魔法の言葉9パターン


次から次へと物を出して、片付けずに放置。ぐちゃぐちゃになった部屋でのん気に遊ぶわが子に、困り果てている親は少なくないようです。そこで今回は、20代から40代の既婚女性500名に聞いたアンケートを参考に「子どもが自分で片付けしたくなる魔法の言葉」をご紹介します。

  • 【1】「ママの皿洗いとどっちが早いかな」と競争をけしかける

    「『お母さんは洗濯物しまうから、先に終わったほうが勝ちね!』とか挑発すれば、うちの子はすぐ乗ってきます」(30代女性)というように、子どもの勝負心に火をつけると、スムーズにことが運びそうです。途中で「うわ、さすが早いね」「お母さん、もうすぐ終わるよ!」などと声をかければ、スピードアップするでしょう。

  • 【2】「オモチャさん、おうちに帰りたいって」と情に訴える

    「クマのぬいぐるみの声色で『ボク、汚いところは嫌だよ。えーん』と泣きマネしたら、娘も大慌て。『ごめんね、今戻してあげるね』と重い腰を上げた」(20代女性)というように、放置されたオモチャの気持ちを想像させるのもいいでしょう。普段から「ものを大切にすること」を教えておくと、しっかり心に響きそうです。

  • 【3】「キレイになったら、おやつにしようね」とご褒美でつる

    「『自分で整理できるようになったら、着せ替えの服、もうひとつ買おうか』と、小さな目標を設定する」(30代女性)というように、何かしらの見返りを示すことで、やる気を引き出す方法もあります。ただし、ご褒美をもらうのが当たり前と思われないように、ここぞというときだけの奥の手にしておきましょう。

  • 【4】「こんなにぐちゃぐちゃだと、ママが鬼になっちゃう」と悲しそうに言う

    「『ママだって、怒りたくないのよ。ちゃんと戻そうね』としょんぼりしてみせる」(40代女性)というように、がっかりしている姿を見せることで、子どもを反省させられるかもしれません。ちゃんと改心して片付けをしてくれたら、「よくできたね。ママうれしいよ!」としっかり喜びを表現しましょう。

  • 【5】「お片付けゲーム、スタート!」と遊び感覚にする

    「『さて問題です。ブロックはどこに戻すのでしょうか?』とクイズ形式にする」(30代女性)というように、お遊びの形を借りて、部屋を元通りにさせてしまうのもいいでしょう。どんなふうに乗せると盛り上がるか、いろいろと試してみるのも楽しそうです。

  • 【6】「こんなに散らかってたら、友達をよべないよ」と客観視させる

    「『ねえ、お部屋を見て。どう思う?』と聞いたら、『ひどいね…』とわかったみたい」(30代女性)というように、一歩引いて、自分がどんな状態にいるのか考えさせる手もあります。「ぐちゃぐちゃなのとキレイなの、どっちがカッコイイ?」などと、シンプルに二択で迫るのもよさそうです。

  • 【7】「こわーい虫が来るよ」と苦手なものを持ち出す

    「『おばけは汚い場所が好きなんだって!』と怖がらせる」(20代女性)というように、子どもの嫌いなものを引き合いに出して脅すと、しぶしぶでも「やるしかない」と思ってもらえるかもしれません。「ほら、バイキンさんがこんなにいっぱい…」と実際に汚れやほこりを見せると、説得力が増しそうです。

  • 【8】「お部屋がきれいになったら、気持ちいいよね」と効果を強調する

    「『しまう場所を決めておくと、物を探さなくていいからラクだよねー』と整理整頓の成果を説く」(30代女性)というように、片付けることによるメリットを、ことあるごとに言い聞かせるのもいいでしょう。逆に、「散らかってると、どんな不都合があると思う?」と考えさせてみてもいいかもしれません。

  • 【9】「いらないなら、ゴミ箱に入れて」と捨てようとする

    「『あと5分たっても出しっぱなしの物は、さよならです』と強制的に廃棄」(30代女性)というように、きちんとしまおうとしない物は不要品とみなし、捨てると宣言するのもアリでしょう。口先だけだと思われないように、実際にひとつくらい捨てる素振りを見せたほうが、ガツンと効果がありそうです。

小さいうちは楽しく片付けられるように工夫して、物事が理解できる年になったら、なぜ整理しなければならないのかという理由を説くと効果的でしょう。(佐々木恵美)


【調査概要】
期間:5月16日(木)から5月18日(土)まで
対象:合計500名(20代、30代、40代の既婚女性)
地域:全国
方法:インターネット調査
Photo:All images by iStock