お兄ちゃんにはかなわない…悔し涙の弟を勇気づける一言9パターン


歳の近い兄弟は何かにつけて競争しがち。兄に負けて悔し涙を流す弟を勇気づけるには、どんな言葉をかけてあげるといいのでしょうか。そこで今回は、独自のアンケートを参考に、「『お兄ちゃんにはかなわない…』と悔し涙の弟に贈る、小さな勇気づけの一言9パターン」をご紹介します。

  • 【1】「頑張ったからキミも一番!」と、弟も褒める

    「『お兄ちゃんもあなたも両方一番だよ』と、頑張ったことを褒めたら、不平顔ながら泣き止みました」(20代女性)というように、順番をつけるより、弟なりの努力を認めてあげると気持ちが落ち着くでしょう。逆に、手を抜いて負けたときは、「かっこ悪い!」ときっぱり宣言するなど、一貫性を持たせるとよいかもしれません。

  • 【2】「お兄ちゃんは大きいからねー」と、違いを認識させる

    「『だってほら、お兄ちゃんの足はこんなに長いから』と、横に並べて立たせたら、まじまじと見比べていました」(20代女性)というように、体のサイズや体力に差があることを教え、納得させる手もあります。「だから、勝ったらすごいよね?」と負けん気を奮い立たせるのもよいでしょう。

  • 【3】「昨日よりずっとよかったよ!」と、過去の本人と比較する

    「『兄ちゃんには負けたけど、1年前はできなかったのにすごいじゃん!』と成長を喜ぶと、まんざらでもなさそうな照れ笑い…(笑)」(20代女性)というように、兄と比べるのではなく、数日前、数か月前などの本人と比較するのもよいでしょう。「明日はもっとできるようになるよ」と未来に目を向けさせてみましょう。

  • 【4】「前はお兄ちゃんもできなかったんだよ」と、以前の兄と比べる

    「『あなたと同じくらいだった頃は、お兄ちゃんのほうが細かったよ』と言うと、気がまぎれたようです」(20代女性)というように、同じ歳の時点を基準に考えさせると、自分が勝った気分になって満足する子もいるようです。「お兄ちゃんの歳になったらもっと強くなれるように、練習を頑張ろうね」など、努力を後押しすることも忘れずに。

  • 【5】「ご飯いっぱい食べたら、もっと強くなれるよ」と、背中を押す

    「『野菜も残さず食べたら勝てるかもよ?』とけしかけたら、『おひたし食べる!』とやる気の一言…」(20代女性)というように、日常生活の中の小さな「苦手」を克服させると、次への自信につなげてあげることができるかもしれません。意地になってやり過ぎないように、その後の成り行きを見守ってあげることも必要でしょう。

  • 【6】「ママはキミが大好きだよ!」と、ぎゅっと抱きしめる

    「『負けて悔しいと思えるキミがすてきだよ』と言ってやったら、照れつつも泣き顔は消えました」(20代女性)というように、ママの「大好き」は子どもにとっては大きな勇気になることが多いようです。ぎゅっと抱きしめたり、軽くキスしたりして愛情表現すれば、言葉の力も増すでしょう。

  • 【7】「泣いてちゃ、お兄ちゃんには勝てないねー」と、残念そうな顔をする

    「『泣いてる弱い子は次もお兄ちゃんには負けそうだなー』とため息をついたら、急いで涙を拭いていました」(20代女性)というように、次の競争に向けて気持ちを切り替えさせるのもよさそうです。泣き止むようなら、「お、強い子だから、今度は勝てるかも!」と背中を押してあげましょう。

  • 【8】「ほら、頑張ったご褒美!」と、小さなお菓子をあげる

    「『頑張った子にはこれあげようと思ったんだけど』とキャンディを見せたら、次の瞬間には悔しさも吹き飛んだみたい」(20代女性)というように、甘いお菓子で気持ちをほぐしてあげるのもいいでしょう。毎回期待されないように、「頑張ったからだよ」と、念押しだけはしておきましょう。

  • 【9】「なんか、すごくかっこよくなったなあ」と、持ち上げてみる

    「『負けはしたけど、めちゃかっこよかったじゃん!』と褒めたら、単純にうれしかったみたい」(20代女性)というように、素直な気持ちを伝えるだけで、「ま、いっか」と状況を受け入れられる子どももいるようです。「キミが頑張ってるとママもうれしいよ」などと、言葉にして伝えるようにしましょう。

ほかにも、「こんな一言で弟が落ち着いた」という言葉があれば教えてください。悔しさをバネに、たくましく育ってくれるといいですね。(西村祥子)
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