子どもの「勉強って何のためにするの?」への返答9パターン


子どもなら、誰でも一度は不思議に思うのが、「どうして勉強しなくちゃいけないの?」ということ。わが子の問いかけに、思わず口ごもった経験のあるママは多いようです。そこで今回は、独自アンケートの結果を参考に「『勉強って、なんのためにするの?』と子どもに聞かれたときのうまい返答」をご紹介します。

  • 【1】「知識があれば、虫取りだってもっと楽しくなるよ」などと、身近な例を引き合いに出す

    「『足し算ができないと、お買いものするときに困るよね』と日常生活のことで説明する」(20代女性)というように、子どもでもイメージしやすいたとえ話を持ち出すと、納得してもらえそうです。一方的に話すのではなく、わが子がきちんと理解しているのか確認しながら、優しく教えてあげましょう。

  • 【2】「困難に立ち向かう知恵を身につけるため」などと、学ぶことの意義を訴える

    「『車屋さんは自動車の仕組みをよく知ってるから、壊れても直せるんだよ』と、息子の興味を引きながら解説」(30代女性)というように、学ぶことがトラブル解決につながると説明するのもいいでしょう。「困っている人を助けてあげられるよ」など、ヒーローやヒロインの気分を盛り上げると、張り切る子もいるかもしれません。

  • 【3】「勉強はおもしろいから」などと、直球で伝える

    「『ママは新しい漢字を覚えるお勉強が好きだったよ』と自分のことを話す」(30代女性)というように、特に理由は語らず、学ぶことの楽しさを教えるのもひとつの手です。「面倒なときもあったけどね」と本音を加えれば、わが子も共感しやすいでしょう。

  • 【4】「将来、好きな仕事を選ぶため」などと、職業に結びつける

    「『ケーキ屋さんになるなら、料理とか計算ができないと…』とアドバイス」(30代女性)というように、「やりたい仕事をするため」だと言えば、子どものモチベーションを上げられそうです。スポーツ選手を目指す場合でも、もちろん勉強は必要だと伝えましょう。

  • 【5】「いろんなこと知ってたほうがカッコイイよ」などと、自尊心を刺激する

    「『電車博士』と呼ばれる息子。『学校の勉強だって、覚える意味では一緒でしょ?』と言ったら理解できたみたい」(30代女性)というように、知識が増えることに焦点を当てて、本人のプライドをくすぐる手もあります。子どもが憧れる有名人がいれば、「○○さんみたいに…」と名前を挙げるとわかりやすいでしょう。

  • 【6】「賢い男はモテるんだぞー」などと、色恋の話にする

    「『クールな秀才って、憧れの的なんだよ』と周囲の目を意識させる」(20代女性)というように、学力が高いだけで異性から注目を集めることを強調すると、「僕だって…」とわが子も奮起するかもしれません。「ママの初恋の人は…」などと、実体験を語ると説得力が増すでしょう。

  • 【7】「話題の引き出しが豊富だと友達が増えるよ」などと、リアルな効用を説く

    「『ママには学校の友達のほかに、ヨガや会社の仲良しもいるでしょ。いろんなことを知ってると、出会いのチャンスが広がるよ』と教える」(30代女性)というように、もの知りになると人間関係が広がることをアピールするのもよさそうです。「お友達たくさん作ろうね」などと明るく話を終わらせましょう。

  • 【8】「好きなことを見つけるため」などと、自分探しを示唆する

    「『そのうち自分の得意なことがわかってくるよ』と話す」(20代女性)というように、わが子が自分の可能性を探れるように、前向きな気持ちを持たせてあげるのもいいでしょう。「今は何の教科が好きなの?」などと聞いて、日ごろの学習についてじっくり耳を傾ける機会にするとよさそうです。

  • 【9】「そのうち『勉強しといてよかったー』と思うときがくるよ」などと、はぐらかす

    「『ママは暗算が苦手だから、買い物のときにお金が足りるかヒヤヒヤするの』と本音を漏らす」(30代女性)というように、「将来わかるときがくる」と諭すのもいいでしょう。「お父さんにも『勉強してよかった?』って聞いてごらん」と話を振り、多くの意見を聞くように仕向けてしまいましょう。

ほかにも、「勉強って、なんのためにするの?」と子どもに聞かれたときのうまい返答があれば、教えてください。皆さんのご意見をお待ちしています。(佐々木恵美)
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