寝癖は何故ついてしまうの?
寝る前に寝癖がつかないように髪をピシッと伸ばし、寝方にも気をつけているのに頑固な寝癖がつくのはなぜだと思いますか?寝癖がつく原因をつきとめれば、朝のヘアセットの時間を短縮するのに繋がります。こちらで寝癖の原因をピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
髪に水分が残っているから
髪の毛は乾いているときは形が固定されていますよね。それは、髪の毛の内部にある「水素結合」が閉じ固定されているからです。しかし、この結合は髪が濡れているときや、乾きかけの湿っているときに開く性質を持っています。
髪の毛が湿ったままの変な寝方をすると、髪の形が固定されていないまま内部で結合してしまい、それが寝癖となるのです。「髪を乾かすのは面倒臭い」「半乾きでいいか」など、きちんと乾燥させていない場合は、髪の水分が多いことが寝癖の大きな原因になっていると考えられます。
寝返りの多さも原因の一つかも
そして寝ている間に横向きの寝方や仰向けの寝方になって寝返りが多い人は寝癖がつきやすいです。寝付きが悪かったり、眠りが浅くて何度も寝返りを打ってしまうと、髪の毛があっちこっちに広がってぐちゃぐちゃになり、頑固なクセがついてしまいます。
何度も髪の毛が寝具にこすれるので、クシが通らなくなるような髪の絡まりができることも。特に、サイドに寝癖ができやすい人は寝返りの多さが寝癖の原因になっていると考えられます。
ショートヘアーが寝癖の原因に
「髪のお手入れが楽だから」という理由でショートヘアーにしている人は多いと思います。でも、ロングヘアーと比べてショートヘアーは頑固な寝癖がつきやすいヘアスタイル。髪の毛を洗うのは楽でも、朝のヘアセットはとっても大変なのがショートヘアーなんです。
ショートヘアーは毛先が寝具につきやすく、動くたびに髪の毛がうねってしまいます。普通の寝方をしていても簡単にクセがついてしまうケースも。その結果、髪の毛がうねったり毛先が跳ねる、トップが不自然に盛り上がるなど、さまざまな寝癖がついてしまうのです。
寝汗が原因に
夏、エアコンの「切タイマー」をつけて寝ている人や、扇風機のみで暑さをしのいでいる人も多いと思います。しかし、そのような寝方では暑くて汗をかいてしまうでしょう。先ほど、髪が湿ると水素結合が開きクセがつきやすくなる、と説明しました。
汗をかいて髪が濡れるのも、水素結合が開く原因になりますから、汗だくになるような室温では寝癖がつきやすい環境になります。夏場は特に寝癖がひどいと感じるのは、寝ている間にかいた汗が原因なのです。
出典:Kao(花王)『髪が形づくメカニズム』
https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/9-1/
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