クズ男に惹かれてしまう女性の心理
理想の恋愛に憧れるのは誰しも同じなのに、なぜかいつも「クズ男」を彼氏にしてしまう女性がいます。クズ男を彼氏にしても、振り回されたあげく破局することがほとんどだと言えるでしょう。
クズ男なのに惹かれてしまうのは、どのような心理が働いているからなのでしょうか。クズ男に引っかかって辛い思いをしないために、チェックしていきましょう。
母性本能をくすぐられてしまう
クズ男を好きになってしまう女性の心理として一番に挙がるのが「母性本能をくすぐられる」ということです。クズ男はとにかく人を頼り、面倒なことはしたがりません。まるで幼児のように本能のおもむくままに生きているのです。
姉御肌のしっかり者の女性にとって、ダメなクズ男は「自分がいないと何もできない彼氏」であり、ついお世話をしてあげたくなってしまいます。ダメな姿を見せられると、幻滅するどころか愛情が湧いてしまうのですね。
彼女というより、何だか保護者のような立場になってしまうこともあり得ますので、健全な大人の関係とは言い難いかもしれません。
自分に自信がないから
恋愛は一人でするものではなく、当然相手がいるものであり、女性が彼氏選びをするのと同じように、男性も彼女にしたい女性を選んでいます。
あなたがもし、誰もが振り返るほどの美貌の持ち主だったり、人がうらやむような憧れの職業に就いているとしたら、自信を持ってハイスペックな男性を求めるかもしれません。しかし、今の自分はどうでしょうか。人並みの人生を歩んではきたものの、ハイスペックな相手を選ぶ勇気はないのが本音でしょう。
クズ男を選んでしまう女性の中には、自分に自信がなく「この程度の男性しか私のことを恋人にはしてくれない」という否定的な考えの人もいるのです。
相手の条件を下げるだけ下げて、自分を納得させる心理なのかもしれません。
リスクのある恋愛にしか興味がない
クズ男に振り回された後に、まともな彼氏ができたのにすぐに別れてしまい、次もまたクズ男を選んでしまう女性は世の中に多数いるものです。周囲からすると、なぜ学習しないのだろうかと不思議になることも珍しくありません。
安定感のある男性より、いつも危なっかしいクズ男と付き合う方が「大恋愛してる!」という気持ちになり、盛り上がりやすいのですね。そして、クズ男が時々見せる「優しい顔」を見ては、「私にだけは本当の姿を見せてくれる」と勘違いしてしまうのです。
自分が苦労したり傷ついたりすることは分かっているのに、「彼氏を分かってあげられるのは自分しかいない」と離れられなくなってしまうのでしょう。
自分の存在意義を感じられるから
人間には、人から認められたいという「承認欲求」があります。自分が必要とされているという実感がほしいのですね。確かに誰にも必要とされない、誰の役にも立たない人生では、心が満たされないでしょう。
クズ男に惹かれてしまう女性は、「私がいないとダメ」「ダメな彼氏を立ち直らせることができるのは私だけ」と考えて、尽くすことで自分の存在価値を見出すのでしょう。
さらにクズ男である彼氏から感謝されようものなら「やって良かった」と思うようになり、これが何回も繰り返されるうちに、だんだんとクズ男から抜け出せない体質になってしまうのです。
クズ男ばかりを選んでしまうのは、こういう心理も原因になっていると言えるでしょう。
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