食の好みが合わない夫とのゴタゴタを防ぐ「落としどころ」9パターン


自分の食べたい物を並べたら、夫が文句タラタラ。でも相手の嗜好ばかり優先すると、食事をぜんぜん楽しめない…。二人とも満足できる究極の献立はないとしても、妥協点を見出すには、どうしたらいいのでしょうか。そこで今回は、20代から40代の既婚女性500名に聞いたアンケートの結果を参考に「食の好みが合わない夫とのゴタゴタを防ぐ『落としどころ』」をご紹介します。

  • 【1】少しずつ好みをすり合わせるべく、お互いに苦手な味にも挑戦する

    「結婚当初は『納豆に砂糖!?』と気持ち悪がられたが、いまでは夫もすっかり砂糖派です」(30代女性)というように、試してみたら「意外にイケる!」と思える物もあるかもしれません。夫が食わず嫌いをするなら、まずこちらがチャレンジして「次はあなたの番」と促すと、協力を求めやすいでしょう。

  • 【2】薄味に仕立てて、各自のお皿で勝手に味を調整する

    「麻婆豆腐を作るときは辛さ控えめ。激辛好きの夫には自分で辛みを足してもらいます」(20代女性)というように、あとから味の加減ができるように調理し、「仕上げはお好みで」と委ねれば、文句は出にくそうです。とくに家族が多くて好き嫌いがバラバラな場合は、万能な方法かもしれません。

  • 【3】漬物やふりかけなど、苦手なメニューでもご飯が進む物を常備する

    「最悪、海苔と玉子があれば『食べたいおかずがなにもない!』とは言われません」(40代女性)というように、「とりあえずこれさえあれば」と思える食品があると安心でしょう。とはいえワンパターンだと、せっかくの安全策が効かなくなってしまうので、変化をつける必要はありそうです。

  • 【4】それぞれの口に合うおかずを、必ず一品は用意する

    「夫の好きな甘辛味と私の好きなさっぱり味、平等に出せば恨みっこなし!」(30代女性)というように、好物がひとつでも見当たれば、大満足はできなくても、不満も少ないかもしれません。おかしな取り合わせもあり得ますが、気分よく食卓を囲めるなら、献立のバランスは二の次でいいでしょう。

  • 【5】たまには完全にどちらか好みの献立にする

    「『夫デー』『妻デー』と銘打って、一方の好きな物だけを作る日を設けています」(40代女性)というように、好物ばかりが並ぶ日があれば、お互いに普段の我慢をリセットすることができそうです。周期を決めず、「最近、食卓が暗いな…」と感じたときに実施すると、景気付けの効果は高いかもしれません。

  • 【6】いつもは夫の嗜好に合わせ、ひとりきりのときに食べたい物を満喫する

    「ホクホク系が苦手な夫が出張中は、ここぞとばかりに芋栗かぼちゃ!」(20代女性)というように、通常の食卓では夫を立て、留守となったら存分に羽を伸ばす賢明な妻もいます。「夕食は夫優先。でも昼は私の自由」(30代女性)など、時間で区切るのもいいアイデアでしょう。

  • 【7】「減塩」など健康志向に徹し、どちらの好みにも偏らせない

    「『成人病予防のため』と夫を説き伏せ、健康本のレシピで作っている」(40代女性)というように、どちらの好みでもない「第三者の味付け」を採用すると、夫を納得させやすいかもしれません。とはいえ管理が行きすぎると、食卓がギスギスしかねないので、食べたい物を自由に食べる機会も必要でしょう。

  • 【8】夫に気づかれないように、自分好みの味付けに徐々に近づけていく

    「砂糖を少しずつ増やし、数年がかりで私の好きな甘い玉子焼きを『わが家の味』に!」(30代女性)というように、嗜好を強要するのではなく、じわじわ慣れさせれば、妻の味が当たり前になる可能性もあります。「10年もたつと味覚が似てくる」(40代女性)など、時間がいい働きをしてくれるケースは多そうです。

  • 【9】「食べたい物は各自で準備する」というルールを承諾させる

    「夫の注文が細かすぎ! 『自分で作るなり買うなりする』がちょうどいい妥協点でした」(20代女性)というように、本人が「この味だ!」と感じる物を用意するのが、一番手っ取り早いかもしれません。「でも支度は面倒」と夫が負担を嫌がる場合は、微妙にずれた味を作り続けて諦めさせてしまいましょう。

些細なことに思えても、毎日の食卓で「それはヘン!」とやり合っていたら、深刻な問題に発展しないとも限りません。根気強く折り合いをつけながら、自分たちの味を完成させていくのが理想と言えそうです。(安藤美穂)


【調査概要】
期間:2013年7月2日(火)から5日(金)まで
対象:合計500名(20代、30代、40代の既婚女性)
地域:全国
方法:インターネット調査
Photo:All images by iStock