「どんぶり勘定」な夫とストレス少なく付き合うための工夫9パターン


お金にルーズなのが「性格のせい」だとしたら、改善させるのは難しそうですが、夫に振り回されずに家計を守ることができれば、気持ちはずいぶん楽になるでしょう。そこで今回は、20代から40代の既婚女性500名に聞いたアンケートを参考に「『どんぶり勘定』な夫とストレス少なく付き合うための工夫」をご紹介します。

  • 【1】月々一定額を家計に入れさせ、残ったお金の管理には口出ししない

    「家族の分だけしっかり確保したら、夫の浪費は気にしないようにする」(30代女性)というように、やりくりに関して足並みが揃わないなら、財布を分けると折り合いをつけやすいかもしれません。家への入金すら大雑把にしそうなら、「お小遣い制」に変更し、無計画な夫が頼ってきても家計は死守しましょう。

  • 【2】「1円単位でチェックするような男よりマシ」と自分に言い聞かせる

    「『きっぷのよさは、将来大物になる証!』と思い込む。将来って、いつ…?」(20代女性)というように、夫の大胆な金遣いを好意的にとらえて平静を保とうとする、健気な妻もいます。とはいえ、いつも大目に見ていては、単なる現実逃避になってしまいます。「気を取り直すための手段」に留めましょう。

  • 【3】貯蓄額を少なめに教えて、「うちは貧乏」だと思わせておく

    「どんぶりがカラなら、使いたくても使えまい!」(40代女性)というように、夫がお金回りの詳細を知らないことを逆手にとって、ギリギリの財政状況を装うのもいいでしょう。「突然の支出が命取りになる」と危機感をあおると、豪快な支払いをためらわせるストッパーになるかもしれません。

  • 【4】要所要所で財布の紐を締めるようにして、細かい管理を諦める

    「毎月決まった額を蓄えようとしても夫が計画を狂わせるので、年単位で考えることにしました」(30代女性)というように、ざっくりとした将来設計を立てておくと、想定外の出費にいちいち翻弄されずに済みそうです。ボーナスはがっちり貯蓄に回すなど、メリハリを意識して目標に近づけるといいでしょう。

  • 【5】定期的に収支の内訳を問いただし、「無駄だらけ」と気づかせる

    「カード明細書を提示させ、余計な買い物を逐一指摘してやりました」(40代女性)というように、自分の「どんぶり勘定」を改めて突きつけられたら、能天気な夫でも不経済だと自覚するでしょう。「計画的だったらこんなに節約できた」と損失額を示すと、自制してくれるようになるかもしれません。

  • 【6】家電の買い替えなど「大型出費」は早めに予告し、その都度倹約させる

    「『帰省で20万かかるよ!』とか念を押しておけば、しばらくはおとなしくなります」(30代女性)というように、「いつまでにこれだけ必要」と告知して、買い控えさせるのもいいでしょう。支出予定を細かく組んで、合間にガス抜きするように仕向けると、妻主導の体制でも、抵抗されにくいかもしれません。

  • 【7】夫の勤め先の「財形」を利用して、給与から天引きで強制的に貯蓄させる

    「稼ぎの一部は夫をスルーして自動積立へ直行!」(20代女性)というように、夫の手元に渡る前に、必要なお金を抜き取ってしまう方法もあります。給与明細など確認しない夫なら、毎月天引きされていることを忘れ、「俺が使える金はもっとあるはずだ!」などと面倒なことは言わないでしょう。

  • 【8】「学資保険」「個人年金」などを、将来を見据えてしっかり積み立てておく

    「目的別に蓄えを分散しておけば、万一夫が散財しても、どれかしら確保できるはず」(30代女性)というように、夫のルーズな金銭感覚が改善されないとなれば、独自に危機管理を進めたほうが安全でしょう。とはいえ備えるにあたって元手は必要なので、孤軍奮闘せず、協力は求め続けましょう。

  • 【9】「あなたは頼りにならない」と宣言し、家計の主導権を完全に掌握する

    「『手遅れになってからじゃ遅いの!』と、収支のすべてを私が管理することに同意させた」(40代女性)というように、「もはや夫の自由にさせてはおけない」と判断したら、家族のために立ち上がるべきかもしれません。夫が猶予を願い出ても、ズボラな金遣いを批判して説き伏せてしまいましょう。

「男らしい」と言えば聞こえはいいですが、お金が絡めば話は別。「家計を守るのは自分しかいない!」と覚悟を決めて、たくましく夫と対峙しましょう。(安藤美穂)


【調査概要】
期間:2013年5月16日(木)から5月18日(土)まで
対象:合計500名(20代、30代、40代の既婚女性)
地域:全国
方法:インターネット調査
Photo:All images by iStock