「もう辞めたい」という入社3年目の後輩の心を動かす作戦9パターン


入社3年目といえば、少し仕事にも慣れ、「会社を辞めたい」という気持ちが芽生えてくる時期。そんな気分に襲われている後輩をうまく思いとどまらせるのも、先輩の役目です。そこで今回は『スゴエル』読者へのアンケートをもとに、「『もう辞めたい』という入社3年目の後輩の心を動かす作戦」を探ってみました。

  • 【1】「たまには二人でランチ行こうか」と連れ出してとことん愚痴を聞く

    「不満を言える相手がいる、ということが救いになると思うので」(20代女性)と、ガス抜きがてらランチに連れ出す作戦です。会社から離れた穴場的な店で話を聞いてあげれば、人目をはばからずに本音を話してもらえるでしょう。

  • 【2】「今、どんな仕事してるっけ?」と一緒に業務の見直しをする

    「仕事で悩んでいるなら、先輩として助けられることはたくさんある!」(20代女性)というように、後輩の現状を把握して一緒に不満の原因を探るのもよさそうです。一時的に業務が集中しているだけならば、手を貸して負担を減らしてあげるといいでしょう。

  • 【3】「私も悩んだけど、辞めなくてよかったと思ってるんだ」と体験談を話す

    「『みんなが通る道なんだよ』と教えてあげれば、考えを改めると思います」(30代女性)など、辞めたいと考えるのは珍しいことではないと優しく伝えるのもいいようです。「今頑張れば、先輩たちのようになれる!」と今後の目標にしてもらえるよう、日頃から努力を怠らないようにしましょう。

  • 【4】「ウチって、そんなに悪くないと思うよ」と会社の良さを語る

    「私も『一度辞めたら戻れないよ』と説得されて思いとどまった経験があるから」(20代女性)というように、今の会社で働く利点を伝えるのもひとつの手です。「産休も育休もあるし、結婚しても働き続けられる会社はあんまりないよ」など具体的なメリットをあげれば、後輩も冷静に再検討するのではないでしょうか。

  • 【5】「しばらく、休んでみたら?」とリセットをすすめる

    「会社と距離を置くことで、見えてくることもあると思います」(30代女性)と、気持ちを整理するための休暇を提案する人もいるようです。日々の業務に追われて心身が疲れていただけなら、休息を挟むことで、前向きになって帰ってきてくれそうです。

  • 【6】「この会社を選んだ理由って、何だったの?」と初心を思い出させる

    「入社時の情熱を思い出させて、一緒に頑張るよう説得します」(20代女性)など、かつての気持ちに目を向けさせるのも有効のようです。「新入社員時代に、○○したいって言ってたよね」と具体的なエピソードを語るのもいいかもしれません。

  • 【7】「なんで辞めたいのか、整理してみようよ」とじっくり話し合ってみる

    「漠然と辞めたいと思っている場合など、本音を探れば問題が解決できることも多いので」(20代女性)というように、後輩ととことん向き合ってもいいでしょう。できれば辞めたいと直接言われる前に変化に気づき、「最近元気ないけど、何か悩んでる?」と優しく聞いてあげたいところです。

  • 【8】「○○さんと合わないんでしょ? 課長に言ってあげるよ」と打開策を提示する

    「辞めたい理由がわかっていたら、『何とかできるよう頑張るから』と押しとどめます」(30代女性)のように、後輩の悩みに対して何らかのアクションを約束するのもよさそうです。その際上司には、「下のコが大変そうなので」と、自分の意見で進言したことをアピールし、後輩の名前は出さないほうがいいかもしれません。

  • 【9】「あなたがいなくなると、みんな困っちゃうよ」と頼りにしていると伝える

    「誰かの役に立っていると思えば、モチベーションが上がるはず」(20代女性)というように、「みんなが辞めないでほしいと思っている」と伝えることで引き止める人もいるようです。「資料作成の完璧さは、誰も真似できないから」など、後輩の得意分野を具体的に挙げると、説得力が増すでしょう。

ほかにも「入社3年目の後輩に、こうして退社を思いとどまらせた」というエピソードがあれば教えてください。みなさんのご意見をお待ちしています。(萩原はるな)
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