転職後も前の同僚と親しく付き合うための、辞める際のお作法9パターン


転職が決まるとやるべきことが山積みで、つい同僚に負担をかけてしまいがち。残念ながら良い印象を残すことができず、転職後は元の同僚と疎遠になってしまうケースも少なくないようです。では、どんな辞め方をすれば転職後も良好な関係を保てるのでしょうか。そこで今回は『スゴエル』読者へのアンケートを参考に、「転職後も前の同僚と親しく付き合うための、辞める際のお作法」をご紹介します。

  • 【1】引継ぎがしっかりできるように余裕を持って退職を申し出る

    「後任者を採用する暇もないほど急に辞めた同僚。評判はガタ落ちでした」(20代女性)というように、自分が辞めたあとの会社のことを思いやれない人は、同僚から反感を買いそうです。法律では2週間前に辞意を伝えればよいことになっていますが、後任者の採用期間などを考えると2、3カ月前までに伝えたほうがいいでしょう。

  • 【2】同僚一人ひとりに感謝の気持ちを伝える

    「『お世話になりました』というメッセージを添えた、プチギフトをくれた先輩に感激した」(20代女性)というように、同じ部署の仲間やお世話になった上司などには、一人ひとり御礼を伝えたいものです。確実に挨拶するために、退職日に全員が出社するかどうか確認しておくとよいでしょう。

  • 【3】辞めた後の連絡先を交換する

    「『辞めるきっかけ』でメールアドレスを交換した後輩とは、今でも仲良し」(20代女性)というように、退職後にも連絡がとれる電話番号やメールアドレス、SNSなどを教えあうと関係が続きそうです。連絡先を聞いたら、まずはこちらからメッセージを送るようにしましょう。

  • 【4】会社や上司の悪口を言わない

    「退職が決まってから文句ばかり言う同僚がいて、嫌いになった」(20代女性)というように、会社や上司に不満があって辞める場合でも、残る同僚たちには漏らさないほうがよいでしょう。いずれ「部外者」になる人から文句を言われるのは、気持ちのいいものではありません。悪口ではなく、よい思い出を語ったほうがよさそうです。

  • 【5】迷惑にならない時期に有給を消化する

    「繁忙期に有給を消化し、そのまま辞めた同僚には腹が立った」(20代女性)というように、人手が足りなくなる時期に有給休暇を取ると、周囲に迷惑をかけることになりそうです。退職が決まったらまわりと相談して、無理なく有給を消化できるように計画を立てましょう。

  • 【6】会社の備品や資料はちゃんと返却する

    「後輩が辞めたあと、会社の備品が大量になくなっていて、泥棒疑惑がわいた」(20代女性)というように、会社から与えられた備品や資料は私物化せず、退職日までに返却するのがルールです。取引先から受け取った名刺の返還も求められることがあります。時間に余裕を持って、私物と備品を分別しておきましょう。

  • 【7】転職先について必要以上に話さない

    「次の職場がいかに素晴らしいか自慢されて、気分が悪かった」(20代女性)というように、転職先の環境や待遇を詳しく話してしまうと、嫉妬の対象になりそうです。同僚から給料などを聞かれても、余計なことは話さずに「まだ何も決まっていない」と答えておいたほうが無難でしょう。

  • 【8】取引先への退職の挨拶は自分で済ませておく

    「辞めた同期宛の電話に毎回『○○は先月退職しました』と伝えるのは、とても面倒だった」(20代女性)というように、取引先へは退職の挨拶とともに後任者の紹介をしておかないと、周囲に迷惑がかかりそうです。メールで挨拶する場合は、返信の期間を考えて、辞める数日前までには送信しましょう。

  • 【9】最終日まで手抜きせず仕事をする

    「退職する直前まで残業をこなしながら頑張る先輩には、仕事への誇りを感じた」(20代女性)というように、最後まで手を抜かずにやり遂げる人は、辞めたあとも評価が高そうです。万が一に備えて、「不明点があれば、退職後は○○にご連絡ください」と後任を伝えると、さらに印象がアップしそうです。

ほかにも「転職後も前の同僚と親しく付き合うための、辞める際のお作法」として、よいアドバイスがあれば教えてください。みなさんのご意見をお待ちしています。(田村理恵)
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