独女の楽しみは…日本出国ひとり旅【独女通信】
海外旅行となるとお互いの日程が合わなかったり、気心の知れた友人や彼とでさえ、ささいなことでぶつかる。そんな面倒を避けるかのように身軽に海外へひとり旅に出る独女たちがいる。
Aさん(35歳)の旅は、添乗員同行のツアーにひとりで参加すること。「友人と行くのもいいけれど、条件が合わないことが多く、そんな時に好都合なのがパックツアー。だからあえて個人でまわるには、不便といわれる所のパックツアーを選びます。必ずひとり参加の方が数名いるので、自然と連帯するものです。旅の最中、ほとんど一緒に行動しているせいか、旅の醍醐味を語ったり、時には人生を語るなど、そんな人たちと接することが日常にはない感触で刺激を受けます」とAさん。帰国後の付き合いも多いようで、年齢や性別、職業を超えた人との関わりを求めて、Aさんはひとりツアーに参加する。
着飾った人が行き交う超高級ホテルやファミリーやカップルが多いリゾートでもひとりで大丈夫という強者のRさん(36歳)。ホテルは4つ星以上もしくはデザイナーズホテルで、移動はタクシーという豪華な旅を1年に1回は満喫している。都市部が多いそうだが、とにかく贅沢することがモットーだそうだ。「ホテルの中でエステを受けたり、お洒落をして食事に行く。女性ひとりはとても目立つけど、丁寧なエスコートや一流のサービスを受けられる。日本ならドン引き(笑)なことも、海外だからできる自分へのご褒美でその瞬間が心地よい」とRさんはひとり旅でプチセレブ気分を楽しんでいる。
一方、20代の時に、インドからヨーロッパを3ヶ月かけて旅した経験もあるバックパッカー派のYさん(33歳)。旅に行くと決めたら、格安を必須条件に、数ヶ月前から航空券や宿泊先などの下調べとあわせて、SNSサイトに投稿し、現地で観光に同行してくれる人や、トラブルがあった時に連絡できる人を探すという。「アクセスがある中から、国籍や男女関係なく、年齢が近い人や歳上の方を選んでいます。友人からは無謀と言われますけど、出発するまでの間マメに連絡を取り合っていくうち、冷やかしなのかそうでないのかは分かります。現地情報などを聞いたり、現地で会ったり。日本以外の国に友人を得たことで、自身の視野が広がった」とYさん。帰国してからのフォローも忘れずにすることで、今は、数カ国に友人ができ、それが次回の旅へのエネルギーとなっているようだ。
今は、ほとんどの携帯電話が世界対応になり、電話もメールも海外から利用できる安心感はあるが、3人とも当然の安全策として、就寝時の戸締りやドア前に荷物を置くなどを実行しているという。そして、三者三様の旅をしている彼女たちが揃って、アバンチュールは避ける、危険な冒険はしないを旅の鉄則としていた。そして、今しかできない旅を経験するならば、ひとり海外旅行はオススメと口を揃える。
海外、国内に限らず、女性のひとり旅は、メリットもデメリットもあるが、一歩旅に出れば、日常では得ることができない感動や感情を体感できる。自分のために、最大限に時間を費やすひとり旅も悪くない。(オフィスエムツー/オオノマキ) 全文
独女通信 02月04日14時00分
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