独女の「負い目」って何!?【独女通信】
民主政権になり、いよいよ子ども手当や公立高の授業料無償化などの政策が顕わになってきた。次代の社会を担う子どもの成長、発達に国が総力を挙げて取り組むことに独女だって興味があるものの、世間サマからは“ますます肩身が狭くなったんじゃない?”なんて見られがち。
セイコさん(32歳/フリーランス)は、「たまたま知り合った既女たちと話をしていたら、子アリなら当然子供の話になるじゃないですか。その人たちの仲間では子供を産まないとおかしいという考え方らしく、気づけば子供自慢大会みたいになって…。思わずボソッと『まだほしいと思わないな』って言っちゃったんです。そうしたら、『産まない道もあるけど、負い目になることもあるし、第一、独身女性は負い目になっている人ばかりでしょ』って言われちゃいました。“まだ”ほしいとは思わないと言っただけなのに…」と話す。
その“負い目”って何!? 何故、独女は負い目を感じなければいけないのだろうか?
ちなみに、【負い目】を辞書で引くと、恩義があったり、また自分の側に罪悪感などがあったりして、相手に頭があがらなくなるような心の負担(大辞泉より)とある。
ユミコさん(36歳/マスコミ)は、「会社の上司(40代・男性)と同僚で飲みに行った時、社内の噂話になって、上司が『Mは結婚してない、Kは子供がいない。だからちょっとおかしいだろ? あいつらは』って言ったんです。その差別的な発言にガックリしてしまいました。ちょっと前の話ですけど、柳沢元厚生労働相の「女性は産む機械」発言や森喜朗元首相の「本来女性は子供を産んで社会に貢献すべき」発言にも見受けられますけど、世の中は結婚しない人、子供を産まない人に厳しいですね」。
「そういう考えを持った人が多すぎるから、負い目を感じざるを得なくなるのに。でも結局それって、独身や既婚子なし女性を下にみることで自分達が一番! あー幸せ! 勝ち組! って思いたいんじゃないかな。結婚していない、子供のいない人が負い目感じなきゃいけないって本当におかしい!」(セイコさん)
セイコさんとユミコさんの話だけではない、今回取材に協力していただいた独身・既婚子なしの女性たちも同じようなことを言っていた。
独女たちも結婚したいという思い、子供がほしいという思いを抱えていないわけではない。ただタイミングが合わなかったり、不器用だったりするだけなのだ。
いわゆる、遅れをとらずレールの上をまっすぐ歩んでいる人たちというのは、それはそれですばらしいことなのだか、自分の価値観が正論だと思いこみ、時に“上から目線”で他人にその思いを強要しようとすることが意外と多いような気がする。仕事上のアドバイスならともかく、このような個人的な問題は強要するべきではないし、今後、それを反面教師にして軽はずみな発言はしたくないものだ。人生いろいろ! 独女もいろいろ! 咲き乱れたっていいと思う。(オフィスエムツー/堂ナツコ) 全文
独女通信 09月15日14時00分
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